有名人の闇営業問題を自分の生活に置き換えて感じた問題解決力の重要性について

闇営業問題と問題解決の重要性について

2019.07.24


芸能人の闇営業による問題が起きました。

その中で「当事者の方」「所属事務所の社長」が会見を行いました。

また、今回の事件の中で、当事者の方や事務所との「距離が非常に近い方」、当事者の方や事務所との距離が「比較的近い方」、当事者の方や事務所との距離はそこまで近くないが「同じ業界に居る方」がテレビやSNSで発言しています。

そして、上記の方からの発言を基に「第三者の方」が様々な意見をSNS上で持論を展開しています。

今回の闇営業問題を見ていたら色々と感じる事があった為、一般人の一意見ですが読んで頂ければ幸いです。

「誰が正義で誰が悪であるか」を書いていく訳ではなく、今回の騒動から感じた事を書いていきたいと思います。

そして、読んで頂いた方が何かしらご自身の人生に対してプラスになる事を見つけて頂ければ何よりです!!

話しが二転三転して意見が次々変わってくる・・・

今回の闇営業問題は芸能界ではとても大きな事件へと発展した為、当事者の方をはじめ、メディアに出ている様々な方が自分達の意見を発言しています。

メディアへ出ている方は仕事として意見を求められたら何かしら発言する事が仕事である為、自分の意見を発信します。

そして、発言した意見を基に第三者の方が自分の意見をして行くうちに「誰が正しい」「誰が正しくない」と言った意見へ発展して行きます。

初めから本質を見失わずに発言している方もいるかと思いますが、今回の闇営業問題は、当初は「当事者が謝罪しろ」、当事者の方が謝罪をしたら「事務所が悪いだろ」、事務所の方が会見をしたら「事務所への批判」もあれば「事務所を裏切ったのが悪い」「今回の事件と論点がずれている」等々様々な意見へと変わってきます

また、身内の方や同業の方がメディアで発言した言葉に「称賛した」と思えば「否定し直したりしたり」と意見がどんどん変わってくるのです・・・

人間なのでそれぞれ感情があり、持論を次々と展開して行く事は決して間違ってはいないかもしれませんが、「世論がどんどん変わって来る流れ」に違和感があります・・・

大きな問題の中には細かい点が数多く散りばめている事が多い

今回の闇営業問題に関して、次々と世論が変わってくる理由は何故でしょうか?

それは、今回の問題に対して「本質」があっても、本質が大きな問題になってしまったため、本質へ向かうまでの過程に様々な「意見や感情」が見え過ぎているのが原因であるのかと思いました。

「メディアでAさんが話した意見」「メディアでBさんが話した意見」、CさんDさん・・・と言ったメディアから発信された様々な方の意見が出てきて、その意見を解釈する第三者の方々がその度に様々な意見を発言して行きます。

AさんBさんCさんDさん・・・と様々な方々の発言は、同じ内容の意見であるかもしれませんが、AさんBさんCさんDさん・・・の当事者の方との関係性の背景が違う状態から発言すると、同じ意見に聞こえても、細かい所で意見に違いが生じてきます。

その結果、様々な意見と言う「点」を第三者側で拾う事が出来る為、第三者の方でそれぞれの解釈が違ってくるのかと思いました。

「有名人だから」どんな人間像であるかを知っていると勘違いしてしまう

今回の発信者は、メディアに出ている「有名人」や誰もが知っている「有名企業の社長」の為、第三者の方の中では「発信者の人間像」が出来上がっています。

ただ、第三者の方々は、今回メディアで発言する著名人と直接コミュニケーションを取る関係性ではないのに、「あいつは人間性が悪いから謝罪していてもどうせ演技だろ」「あの人の謝罪は本物だ」と直接コミュニケーションを取ったことの無い人間の人間像を決め付けて意見する事から、色々な意見が出て来るのかと思いました・・・

メディアに出る仕事をしている方々は人から見られる立場であり、自分から「自分と言う人間性」を発信したり、「メディアから発信される立場」だからこそ、第三者から「こんな人間だ」と決め付けられるのは仕方がない事かもしれません・・・

それに、当事者の事を知る著名人が当事者の事をメディアで「当事者の方はこんな人間なんだよ」と発信すれば、第三者の方々は当事者の人間性をさらに理解して、当事者の人間性をさらに決定付けます。

著名人の方には言い方が悪いかもしれませんが、メディアに出るお仕事をしている以上、第三者の方から人間性を決め付けられるのは仕方が無いのかもしれません・・・

ただ、第三者の方もメディアからの発信だけで人間性を決め付けるのは違うのではないかと思います!!

著名人では無くてもご自身の立場に置き換えてみると、社会やプライベートの場で関わる人間から、あなたの人間像を勘違いして決め付けられるのは良い気持ちでは無いかと思います・・・

話しの論点がブレない様に物事を捉える能力が重要

「話しが二転三転する」「大きな問題の中には細かい点が多く散りばめている」
でお話しした様に、今回の闇営業問題は1つの問題に対して数多くの話題が出来上がってしまい、さらには大元の問題以外の話しも出てきてしまい、話しの論点がズレてきてしまう傾向があります・・・

第三者からは見えない「身内内での様々な感情」や「今まで溜まっていた不満」が爆発してしまった結果なのかもしれませんが、問題が起きてしまった時には「基の原因」からブレてしまうと、問題解決の終息には向かわない物だと感じました・・・

問題に大なり小なり関わる方で数多くの問題を抱えている環境に属していると、1つの問題が起きれば他の問題が新たに発生してしまうのは、皆それぞれ感情がある為、仕方のない事かもしれません・・・

ただ、今回の問題で第三者の方は「話しの論点ズレてないか?」と言った意見がよく出てきますが、まさに同意見です!!

問題の軸は忘れない「冷静な考え」を持つ事が重要

今回の問題に全く関わりの無い一般人の為、「誰が悪い」「誰が正しい」と論ずる気は全くありませんが、自分事に置き換えてみると、何かしらの問題が生じた時に自分が大なり小なり関わった際には、問題の軸は見失わずに問題解決していかなければいけないと感じました。

仕事やプライベートで人と関わると、大なり小なり問題に関わる可能性は大いにあります・・・

問題に関わる立場により問題を見る観点が変わってきますが、どの立場に居たとしても冷静さを持つ事が重要であると思いました。

人対人で問題が起これば立場によっては感情的になってしまうのはしょうがない事だと思いますが、心の底では「冷静な感情」を見失わない様にメンタルを鍛える事が重要であると今回の闇営業問題を見て実感しました。

後は冷静な考えを持つ事で、「発言するべきか・発言しないべきか」「発言する内容に注意する事」「問題解決する為にどの様な動きを取るべきか」と言った自分の立ち位置を判断する能力を付ける事が大切である事も改めて実感しました。

様々な環境で起こる可能性がある「問題」に対して、気を付けなければいけない事を把握して生きていこうと切実に感じました。