インターネット社会の「良い所」「悪い所」をまとめてみました

インターネット社会の「良い所」と「悪い所」について

2020.09.03

インターネット社会の今日、インターネットは生活を便利にしてくれるツールであったり、娯楽をより楽しくしてくれるツールです。

私自身インターネットを使うことで便利な世の中になったと思うことがあります。

ただ、インターネットって利点ばかりではなく「欠点も多くあるのではないか?」と思うこともあります。

世の中で人気があったり、需要の高い「サービス・モノゴト」は、メリットがあればデメリットもあるのがほとんどであり、「インターネットのメリット・デメリットとは何か?」を今回は紹介していきたいと思います。

インターネットの様な生活の中心になっているカルチャーを深掘りすることで、正しい人生設計を構築出来るかもしれませんので、もし良ければ最後まで読んで頂ければ幸いです。

インターネットの良い所

インターネットをご利用している中で、インターネットの良い所は何か書いて行きたいと思います。

1:調べるのが便利になった

インターネットがある前は分からないことがあれば書籍や街中へ出て調べなければいけなかったのが、インターネット社会になってから「検索エンジン」「SNS」「知りたい情報」「現在のトレンド」を自宅に居ながら短時間で収集出来る様になりました。

2:いつでも人と連絡が取れる

メール・line・SNSのダイレクトメッセージ機能と言ったインターネットの機能で連絡が取れる様になってから、声を出さずに連絡が取れる様になりました。

また、電話で話しをする程でも無い他愛ない言葉を気軽に伝えることが出来る様になったのも、「人と人の絆を強くしてくれた」と感じる方も多いかと思います。

3:情報を格納出来る

インターネットで「音楽・画・動画・文章」を見られる様になってから、「映画(ブルーレイやDVD)・CD・本」と言った形ある物をパソコン・スマートフォン・タブレット端末にデータで収納出来る様になりました。

その結果、簡単に映像や音楽を持ち運び出来たり、簡単に見たり聴いたりすることが出来る様になりました。

4:仕事の効率化

インターネットが普及してからメールやチャット機能で簡単に用件やデータを送ることが出来る様になり、仕事を効率的に進められる様になりました。

また、インターネットを駆使することで企業のアピールが出来る様になり、0円でも大きなプロモーションやPR活動が出来る様にもなりました。

5:簡単に暇つぶしが出来る

インターネットが普及する前は移動中で出来ることと言えば、本や新聞を読むか音楽を聴く位しかありませんでしたが、片手で簡単に持てる「スマホ」や「タブレット端末」で知りたい情報を簡単に調べたり、映画やドラマ等の好きな動画を手軽に見たり、数千数万以上の音楽を簡単に聴いたりすることが出来る様になりました。

6:隠していた情報を見られる様になった

インターネットが普及する前は情報が届き辛いこともありましたが、インターネットが普及したことで、「騙したい情報」や「隠したい情報」を暴きやすい環境になりました。

情報が届きやすくなった結果、インターネットは悪事を見抜く重要なツールになっているかと思います。

7:自分の力で表舞台に出られる様になった

インターネットが普及する前までは、有名になる為には「有名な団体」や「力のある団体」に所属して、多大な資金でTV番組やCMに出たり、雑誌等に広告を出さなければ有名になることが出来なかった時代でした。

ただ、インターネットが普及してきたことで、動画サイトやSNSと言った0円で使えるツールから発信すれば個人の力で有名な存在になれる様になりました。

8:個人でお金を稼げる様になった

インターネットを使うことで投資への参入がしやすくなったり、インターネット広告収入を個人で稼げる様になりました。

1か月で数千円、数万円と言った「副業収入」から「数千万」や中には「億」を超える収入を手に入れることも出来る様になりました。

インターネットが普及する前に比べて個人で資産を増やすこと出来る様な時代になりました。

9:自宅で手軽に買い物出来る様になった

今まで欲しい物があっても都市部へ行かないと手に入れられなかったり、海外でしか手に入らない物もインターネットであれば簡単に購入することが出来る様になりました。

「限定品」や「希少価値の高い物」や「廃盤になった物」と言った簡単に手に入らなかった物が、以前に比べて簡単に手に入る様になりました。

インターネットの悪い所

続いて、インターネットの悪い所は何か書いて行きたいと思います。

1: 簡単にインターネットへ頼る様になったことでの「能力値」や「意識」の低下

インターネットを使えば調べたいモノゴトを簡単に調べられますが、インターネット普及前に調べごとをする場合は「本で調べる内容を目次から調べる」「街に出て知りたい情報を調べる」と言ったネットよりもクッションを挟みます。

インターネットで苦労せずに情報を取得出来る様になった反面、情報を探す苦労が減り「情報を「探す為の考える能力」や「探す為に苦労する意識」が低下している様に感じます。

2:人との連絡に管理される様になった

24時間いつでも人と連絡が取れる様になったことで、以前に比べて人との連絡が取れる時間が増えました。

ただ、いつでも時間が取れると言うことは、インターネットが普及する前よりも人とのコミュニケーションを強要される時代になってきました。

「SNSに反応しなければいけない義務感」「電話した相手が電話へ出ないのにSNSは更新していると言った気まずい人間関係を作ってしまう環境」と言ったインターネットへ監視される環境は、リラックス出来る時間を減らしている様に感じます。

3:一気にデータを失くしてしまう可能性がある

「PC」や「スマホ」や「タブレット」でデータを集積することが出来る様になりましたが、データを集積した物を失くしたら、データが戻らず失ってしまう可能性があります。

また、1つの端末に全ての情報を集積していてその端末を失くしてしまった結果、大事な情報を全て失ってしまう可能性もあります。

その結果、失くした情報を探す為の労力に多大の時間や労力を費やします。

4:自発的に考える力が低下してきた?

「分からないことがあればインターネットで調べれば良い」と言った考えは、「ネットがあればどうにかなる」と認識してしまい、「疑問を考える前」にインターネットを使えばどうにか解決出来ると言った思考が、「考える能力を低下させてしまう」様に感じます。

5:情報に左右される社会になった

インターネットで「ニュース」や「話題」になればネットユーザーが情報を見て、自分の思った感情を発信することが出来ます。

主張することは悪いことではありませんが、一方的に主張することによって情報に左右されてしまい、右往左往してしまう場合があります。

6:人から監視される社会になった

「人との連絡に管理される様になった」に似た内容ですが、動画サイトやSNSは人へアピール出来るツールではありますが、人から四六時中見られるツールです。

リアルタイムを常に監視される物ではないですが、いつでも見られると言うことは、粗を探すことが出来る状態でもあります。

過去に取った小さな過ちを後から掘り返される恐れもあります。

7:トラブル1つで生活が壊される可能性がある社会になった

自分のプライベートや考えを簡単に発信出来る様になったインターネット社会の中、自分の発信した情報が世の中の常識と食い違った時に炎上行為が起きます。

この炎上行為が画像や動画で上がってしまうと、一生残ってしまう恐れもあります。

その結果、「学生生活・就職活動・仕事・プライベート」にも影響が及ぼし、「学校退学・内定取り消し・仕事解雇・友人や家族との関係性の悪化」に繋がる可能性があります。

8:意見が広がりやすくなり過ぎた

自由に主張出来るインターネットでは自由に意見が飛び交う為、話しがまとまらずに無駄な話し合いが繰り広げられることが多くあります。

その結果、簡単に終わる話しがズルズルと話しが伸びてしまい「結論を出すのが遠回りになってしまうこと」や「最悪結論が出せなくなってしまうこと」があります。

無駄な話し合いから新たに生まれることもあるでしょうが、インターネット上でのコミュニケーションのせいで非効率的なやり取りが生まれてくることも事実です。

9:情報が多過ぎる

インターネットは「自分が情報を探しに行く場合」と「インターネット側(ホームページやSNSの運営者)が情報を発信する場合」2つの方法で情報が届きます。

そんな中、届けられた情報の中には「証拠が無い信憑性の無い情報」「あたかも真実性のある様に見せた嘘の情報」がインターネット上には溢れかえっています。

なぜ嘘情報があるのか?

それは、情報を開示しているインターネット側(ホームページやSNSの運営者)に金銭的メリットがあるからです。

決してインターネットの情報全てが嘘ではありませんが、「お金が入れば大なり小なり人を騙しても良い考え」が乱雑した結果、真実や嘘の情報がインターネット上に集まり過ぎてしまいました。

インターネット社会のメリットとデメリットをまとめてみて思ったこと

インターネット社会になったことで良い点と悪い点を紹介してみましたが、上記で紹介したメリットとデメリットを総合的にまとめてみると「簡略化出来る様になった」「情報を取得しやすくなった」「面倒なことを省きやすくなった」「主張しやすくなった」がメリットであり、「インターネットが生活に依存され過ぎる」「情報の取捨選択が難しくなっている」「人としての能力低下につながる恐れがある」がデメリットになります。

楽な方へ向かっていけるのがインターネットの良い所であれば、インターネットに緊張感を持たなければいけないのがインターネットの悪い所だと思います。

インターネットを全て失くした方が良いなんて全く思いませんが、「インターネットで簡略化しても良い面」とインターネットの力ではなく、自分の体全身を使って「情報を得ること」「経験すること」を判別する力が重要になってくるのが、インターネット社会の正しい生き方なのかと思います。