「仲の良い後輩が欲しい」時の先輩が採るべき方法を教えます

後輩の友達が欲しい先輩について

2019.04.22


最近の20代の方を見ていると、先輩後輩について「先輩のことを嫌がる方が多いのかなー」なんて感じることがあります・・・

決して全ての後輩が先輩を疎ましいと思っている訳では無いでしょうが、私の環境では先輩を遠ざけている後輩をよく見かけます。

実際に仕事場では「仕事が終わった後の上司との飲み会を断る部下が多い」「会社での飲み会は強制参加にしないで欲しい」なんてネットニュースや雑誌等で目にすることもあります。

職場の関係だからプライベートの友達関係ではないにせよ、年上の存在を疎ましいと思う方が増えて来ていると感じることがあります。

ただ、年上の先輩としては信頼出来る後輩との友情関係を築いて行きたいと考えている方も多くいるかと思います。

そんな中で今回は「先輩が後輩と友情関係を構築する為の方法とは?」とお節介気味な記事を書いて行きたいと思います。

マエムキでは基本強要する記事を書くことはありませんが、「後輩の友達が欲しい!!」なんてお考えの方には参考頂ければ何よりです!!

先輩付き合いを嫌がる後輩

先輩付き合いについて「うざったい」「面倒くさい」なんて思う後輩の皆様もいるかと思います・・・

若い頃、年を取ってからでも先輩後輩の友情の中で「うざったい」「面倒くさい」先輩は後輩から嫌われてしまうのは勿論ですが、それよりも最近の先輩と後輩の友情関係について気を使っている先輩を遠ざける後輩をよく見かけます・・・

先輩としては「後輩から好かれたい、仲良くなりたい」なんて思いながら接しているのにも関わらず、後輩が受け入れてくれない姿を見てしまうと、自分も後輩との友人関係に躊躇してしまうこともあります・・・

正直後輩に「先輩と紹介してくれよ!!」と訴えたいこともありますが、これは後輩が自発的に「先輩と仲良くしよう」と思わなければ難しいかと思います。

そもそもなぜ後輩は先輩を避けるのか?これはシンプルに「面倒、うざったい、気を使うのが嫌だ」等と言った年上の人間を遠ざけたい理由が大半かと思います。

それでは、後輩との友情関係を構築する為にはどうすればいいのでしょうか?

後輩との上手な関わり方は聞き役から始めてみる

先輩方は後輩を無理矢理振り向かせるのではなく、一歩引いた形でコミュニケーションを取ることから後輩との友情を構築してみるのがおすすめです。

決して「無理して後輩と仲良くなりたくない」と考えている方であれば、コミュニケーションを取らなくても良いですが「避けられてもこの後輩とは仲良くなりたい」とお考えの方であれば、いきなり無理をして距離を詰めることを考えなくても良いかと思います。

まずは後輩の意見を聞く役割に回ってみることから始めてみてはいかがでしょうか?

ご自身の若かった頃を考えて欲しいのですが、若い時は目上の人間から「説教や自慢話や注意」の様なことを言われてしまうと鬱陶しい存在になるかと思います・・・

愛のある説教や注意は目下の人間を正す為に大切なことでしょうが、いきなり高圧的な対応を取ってしまうと相手も引いてしまいます・・・

また、若い方は自分の主張を聞いてもらいたい願望の高い方が多く感じます。

先輩の立場であれば言いたいことがあるでしょうが、そこは大人の器量として自己主張は我慢して、後輩の話しを聞くことを優先してみることをおすすめします。

先輩も後輩を受け入れる気遣いをした方が良い

先輩と後輩の友情関係について、後輩が先輩のことを避けている話しをしてきましたが、この逆のパターンも感じます・・・それは、先輩が後輩を避けているパターンです・・・

後輩を避けてしまう気持ち分かります・・・後輩が自分のことを避けている様に感じれば、自ずと後輩のことを避けてしまいますよね・・・

それでも、後輩に対して避けてばかりいると仲良くなることは出来ません!!

その為、まずは年上として後輩と寄り添うことから始めてみませんか?避けられると相手に入り込むことは本位的では無いかと思います・・・

ただ、お互い避けてしまうと、本来なら良い先輩後輩関係の友情関係が生まれるかもしれないのに、そのチャンスを見逃してしまうのは勿体ないことです!!

年上の余裕として、仲良くなりたいのに避けている様に感じる後輩に対しては、笑顔で声を掛ける余裕を持ってみてはいかがでしょうか?

先輩・後輩共に友情関係に気を使うのが大人の友人関係


先輩と後輩の友情関係について書かせて頂きましたが、大人としての先輩後輩の友情関係を構築する為には、お互い気遣いを大切にすることが重要です。

プライベートの友人関係に「気を使うなんて疲れて嫌だ」と言う方もいるでしょうが、大人になれば、若い頃に比べてテンションやノリで友情関係が成立するのは厳しいこともあります・・・

大人の友情関係だからこそ出来上がる友情関係の価値観には、相手を気遣える能力はとても重要になってきます。

若い頃は生活の中心では無かった「仕事や結婚」等による友情関係の変化は出来上がってきます。

「結婚している人と結婚していない人」「仕事が上手く行っている人と仕事が上手く行っていない人」で友情関係にアンバランスな関係が起きてしまうこともあります。

「先輩が後輩の仕事に対する説教」や「後輩の方が先輩よりも早く結婚したことで、先輩を下に見る態度」等、生活の中心である「仕事や結婚」に対して傷付けてしまう行動を取っていたら、お互いを避けてしまい、結果的に先輩後輩の友情関係が設立しなくなってしまいます・・・

その為、お互いが生活の中心となることで不満や言いたいことがあっても、まずは「言うべきか言わないべきか」を気遣う気持ちは忘れない様に、優しい一人の人間として、先輩後輩関係の友情を構築して頂ければと思います!!