大人になってからの友達作りは難しい?

大人の友達作りについて

2019.03.06

大人になってくると「仕事が忙しい」「結婚してプライベートな時間を作るのが難しい」等の大人の事情から、昔からの友人と疎遠になってしまい、いつの間にか「友達が減ってきた」と感じることありませんか?

そんな時友達が減ってきたことに(小さな)ショックを受けながらも「忙しいからしょうがない」と思いつつふと感じる「気軽に会える新しい友達が欲しいなー」と。

ただ、新しい友達が欲しいと思った時に新たな壁が出来るのが、「大人になってから新しい友達って出来るのかな?」と考えることはありませんか?

そこで、今回は「大人になると新しい友達を作るのは難しいのか?」をテーマに記事を書きたいと思います。

「大人の友情関係」と「若い頃の友情関係」は違う

まず初めに、大人になってからの友達作りは、若い頃の単に「良いヤツ」「嫌なヤツ」だけで判断する友情関係ではないと思います。

若い頃の友情関係って単純に「良いヤツ」「気が合うヤツ」「趣味の合うヤツ」「ノリの良いヤツ」「見た目が似ているヤツ」と言った外見や内面が自分のピントに合う人間を友達と選ぶ傾向が強いと思います。

一方、大人の友情関係とは若い頃の友情関係も条件に入ると思いますが、それにプラスして「自分を成長してくれる人間」「利害関係が友情に直結していくこと」が大人の友人関係の大切な条件になってくるかと思います・・・

若い頃の友情関係に利害性を求める人もいるでしょうが、大人になるとより友情関係に利害性を求める方が多く感じます。

それは大人になれば様々な人生経験を積んでくることで、「欲求・欲望・願望」を若い頃に比べて持つ様になり、友情関係に対して利害関係を求めて来る方も増えている様に感じます。

嫌いでも友達になれる人もいる大人の歪んだ友情関係

大人の友情に対して利害関係を求めて来る様に感じる理由を書いていきたいと思います

大人になると、建前での人付き合いが上手い人っていますよね?

そんな建前が上手い人の場合、嫌いな人でも自分の利益になると分かると、友人として付き合いを自然にこなすことが出来る人間もいます。

宜しければ当サイトで書いた「嫌いなアイツと友人関係が保てる「もやっとした大人の友情関係」とは?」を読んで頂ければ幸いです。

また、逆に自分にとって少しでも不利益に繋がる人であれば、今まで仲良くしていた人であってもスパッと切る事が出来る人もいます。

若い頃でも利益追求しながら友情関係を考えている人はいるでしょうが、大人になると
自然と友情関係をフェードアウトしながら、徐々に友情関係を切る人間もいます。

中には昨日までの友人だったのに、次の日露骨に友情関係を切る人間もいますが、とにかく大人の友情関係は自分の欲求に忠実的な友情関係であるかと思います。

正直大人の友情関係は「作り笑い」や「気疲れする気遣い」をしなければいけない場面にも遭遇することから、少々いびつに感じる友情関係が出来上がることもあります・・・

そんないびつな友情関係を回避出来る様に、正しい大人の友情関係を作る為にはどうすればいいのでしょうか?

大人になってから友人作りの上手い方とは?

「正しい大人の友情関係を作る為にどうすれば良いのか」考えると、相手の「考え」や「相性」もある為、確実に友情関係を築くことが出来る方法はありませんが、大人としての所作を持つことが大切なのかと思います。

大人の所作は当たり前なこと過ぎる内容かもしれませんが、当たり前が故に普段は意識せずに忘れてしまうこともあるかと思います。

その為、正しい大人の友人関係を作る為に大切なことを紹介してきたいと思います。

●自分に自信がある方
自分を持っている自信のある方は魅力的な方が多いです。

自信がある人間は生活に不安が無いことから、人に対するコミュニケーションに嫌味が無く、良い人が多いと思い為、良い大人の友人関係を築くことが出来るかと思います。

ただ、ナルシスト的な自分に自信を持ってしまう方は、人から嫌悪感を抱かれる可能性が高い為、自信をひけらかす方は要注意です。

自信があってもひけらかさない様にして行きましょう。

●嫌味が無い方
大人若者問わず、嫌味な人が嫌われるのは誰もが分かることだと思います・・・

ただ、人間は自分に甘い為、「地位が高くなった時」「いきなりお金を持ちだした時」「今いる環境に慣れて余裕を持つことが出来た時」等、無意識なうちに嫌味な人間性が出てきてしまうことがありますので要注意です。

●探求心を持つ方
探求心を持っている方は向上心の高い方が多く、一緒にいることでお互いの成長に繋がることが多い為、大人の友人関係として自己成長に繋がる関係を築くことが出来るかと思います。

以前仕事で尊敬している方から「何で?」と言った疑問を持ち、解決することを習慣付けることが重要だと言われたことがあります。

そんな尊敬している方とは今でも大切な友人として長年お付き合いさせて頂いておりますが、会うたびに学ぶことがあります。

●物知りな方
物知りな方は話していても楽しい方が多く、ユーモアセンスの高い方も多いかと思います

●仕事が出来る方
仕事が出来る方は、充実した毎日を送っており、大きなストレスを持っている方が少ない為、友情関係を円滑に築くことが出来るかと思います。

言い方が辛辣かもしれませんが、大人になれば1日の大半の時間を使う仕事が上手くいかない方はストレスを溜めてしまい、コミュニケーションを取ってもマイナスな方向に行ってしまうことが多いと思います。

また、仕事が出来る多くの方は、探求心を持ち、物知りな方が多いと思うことから魅力的な方が多いと思います。

●社交的な方
当たり前なことですが、人付き合いが上手い方は社交的な方が多いです。

これは若い頃も大人になっても同じですが、社交的な方とは良い友人関係を築くことが出来ると思います。

ただし、社交的とは言っても「空気を読まずどこでも騒がしい人」や「落ち込んでいる友人の状況を気にせず無駄に絡んでくる」と言った状況を見ないで人に絡むことが社交的であるとは言い難いです。

その為、相手の気持ちを読み取れる社交的な方になれる様にしましょう。

正しい大人の友人関係を作る為に大切なことを解説していきましたが、上記6つの内容に当てはまる方は、大人として以下の様な人間なのかと思います。

「友人に対して謙虚で成長することを忘れていない方」
「友人と楽しく話しが出来る方」
「友人を成長させてくれる方」
「自分の生活が充実している方」

ただ、パーフェクトな人間はそういない為、6つの内容の中で欠けていることもあるかと思います・・・

とは言え、1つでも大幅に欠けてしまうことで、人からマイナスに見られてしまう可能性も十分にあります。

その為、パーフェクトではなくても上記で紹介した「大人の友人関係を作る為に大切なこと6点」をマイナスを減らしてプラスを増やしていく気持ちを忘れずに、大人になってからもかけがえのない新たな友情関係を築いて頂ければと思います。