人生から逃げる事について

逃げるが恥だが役に立つと言うドラマをご存知な方が多いかと思いますが、「逃げるが恥だが役に立つ」とは、ハンガリーのことわざで「自分の戦う場所を選ぶこと」「恥ずかしい逃げ方でも生き抜くことが大切」と言う意味合いがある様です。

このことわざ、前向きな人生を過ごす為にとても重要なことわざであるかと思います。

日本人のイメージと言えば「自分に厳しくすること」が評価される傾向が高いと思います。

「ストイックな人だ！！」「努力の人だ！！」は誉め言葉であるのは確かです。

ただ、自分に厳しくすることで多かれ少なかれ精神的にダメージを負うこともあり得ます・・・責任感の強い方であれば、困難から逃げずにぶつかって行く方も多いかと思います。

「自分に厳しい方」「困難なことから逃げない方」は一般的に見てとても立派な方であるのは勿論ですが、時には「自分に甘くする」「困難な事から逃げる」ルールを作ってみることも悪いことでは無いと思います。

どんな戦いにも挑むのではなく、時には逃げる選択しながら戦う場所を見極めて行くことが重要になってくるのかと思います。

人生から逃げても良い時と駄目な時があります

人生で起こる「逃げても良い困難なこと」や「甘くしても良いこと」を、自分の都合が良い形で選定をしてしまうと戦う場所を間違えてしまい、失敗してしまう恐れがあります・・・

それでは、どの様に逃げても良い事を選択すれば良いかと言うと、ご自身で逃げたら自己評価を落としてしまう「甘えや迷惑を掛けること」からは逃げないルールを作ることです。

・友人関係で「逃げること、甘えること」で友人関係に悪影響のあること

・恋人、夫婦関係で「逃げること、甘えること」から恋人、夫婦関係に悪影響のあること

・家族関係で「逃げること、甘えること」で家族環境に悪影響のあること

・職場内で「逃げること、甘えること」で職場内に悪影響のあること

人間関係が悪影響になることであれば逃げたくても逃げてはいけません！！

逆に、人間関係に悪影響を及ばせない事であれば、逃げ道を作ってみても良いのではないでしょうか？

人生の「逃げや甘え」を許せるずるさとは？

人生から逃げることが許される「逃げや甘え」とは、「自分で完結することが出来るずるいこと」です。

「自分で完結出来るずるいこと」とは分り辛いかもしれませんが、「人に迷惑掛けないワガママ」と言うことです。

ただ、人生を逃げたい時は大抵「自身が追い込まれている状態」で精神的なバランスが崩れている為、「100%人に迷惑の掛けないワガママ」と言うのはちょっと難しいことだと思います

また、100%迷惑掛けないワガママと言うのは何を基準にすれば良いのか難しいですが、迷惑を掛けてしまう相手が許してくれるずるいことであれば問題無いかと思います。

「しょうがないな、許すよ」「それだったら良いよ」と言った範囲内でのワガママであれば、許されることかと思います。

また、許される範囲内でのワガママを使えるルールを作っておけば、いざ人生から逃げたくなった時に使える武器があることで、追い詰められてしまった時に少しでも余裕を持つことが出来る可能性もあります。

人に迷惑の掛けないワガママとは人により様々な違いがあるかもしれない為、その基準はご自身で探してみてはいかがでしょうか？

紙やWord等自由に文章が書ける場所に色々とワガママを書いてみると、ワガママの境界線が見つかるかもしれませんので、宜しければお試しいただければと思います