例え話をしたいと思います。ある日ネット上で知らない人が炎上していました。
炎上してしまった理由は、SNSで万引自慢をしたツイートです
万引きしたこいつは許せないと感情的になった、炎上していて面白そうだから自分も加担してやろう、正義感のために相手を「中傷してやろう」と言った理由で中傷的な書き込みをした方が大半です。注意では無く、中傷です。
しかし、中傷された方はあまりにもショックを受けてしまい自殺をしてしまいました・・・
中傷した方は「非常に後悔している」「自業自得」「申し訳ないことをしてしまった」「こんなことで自殺したのは人として弱い」等、様々な意見があるかと思います。
万引きは犯罪であり絶対にいけないことです。ただ、万引きは法的上、死刑にはなりません。(だからと言ってやってはいけないことです!!)
もし、SNSで炎上した方が自殺してしまった場合のお話しです。
ネットでのコミュニケーションは簡単に答えが出ません
中傷が正しいか間違っているのかを結論付けるのは、非常に難しい議題です・・・
正義感を理由に中傷することは、自分の意見が正しいと判断した結果、汚い言葉でも相手を注意する為に実行した行為です。
それでも中傷された相手は死んでしまった・・・正義と思い行動したことが、1人の人間を殺してしまったという現実・・・
法的上死刑になる様な罪では無いのに結果としては、1人の人間が死んでしまったと言う事実・・・
今回は万引きを例に出しましたが、さらに悪いことをして炎上した相手を中傷して自殺してしまった場合はどうなのか?
インターネットで中傷するということは深く考えれば考える程難しい問題です・・・
ネットでの中傷合戦は無意味な喧嘩?
インターネットは攻撃性が強くなるツールにもなります。
中傷が「良い悪い」を議論するならば、個人的にはどんなことであっても「第三者が中傷するべきでない」が私の回答です。あくまでも私個人の意見です。
炎上相手に気持ちをぶつけたい気持ちも分かりますし、正義感から炎上相手を注意したい気持ちも分かります。
ただ、お互い顔を合わせず見ず知らずの人間同士の言葉で罵ることは、お互いの事情や人間性を分かり切らない中で喧嘩をしている為、内容として薄い喧嘩に感じます。
内容の薄い喧嘩なんて何の生産性があるのでしょうか?そんなことしているならば、もっと自分を成長出来る行動を取った方がましではないでしょうか?
今回はインターネットの中傷による問題を議論として書かせて頂きました。
インターネット上での行動には責任を持つこと、ストレス解消や正義感をぶつけたい方の気持ちも分かりますが、ぶつけた結果あなたが得られるメリットがあるのか考えてみてはいかがでしょうか?
最後に言わせて頂きますが、「炎上になる悪い事をしたのが悪い」と言うのが前提のお話しですので悪しからず。