匿名でSNSを使って誹謗中傷が許せない理由とは?

匿名でSNSの誹謗中傷が許せない理由について

2020.05.25

以前から当サイトで「SNSに関する誹謗中傷に対するネガティブな記事」「デジタル社会に進み過ぎることが危険である記事」「人間関係に関するネガティブでツッコミ辛いことに関する記事」を書いています。

また、TwitterでもSNSの匿名による中傷についても書いています。

大人の方数名にこのサイトのことを話した時、「誹謗中傷をゼロにするのは無理だよね」なんて言われたこともありますが、ゼロにすること無理だなと思うことなんてほぼ日々思っています・・・

でもSNSによる誹謗中傷を無くさないとこの先世の中が退化していくのではないかと思う理由が私なりにある為、今回はSNSによる誹謗中傷が許されない理由を書いていきたいと思います。

最初に言っておきたいのが、SNSもデジタル社会も全否定している内容ではありません!!

むしろSNSもデジタル社会もポジティブに活用されればと考えています。

ちなみに私はどんな人?って紹介するなら「若い頃良く遊んで、痛い思いや良い思いを経験しながら、楽しい日々を過ごして、現在はメディア関連のプロモーションやPRのお仕事をしており身内を大いに尊敬する一般的な男性」です。

そして、インターネットの世界で多少嫌な経験はしたことありますが、それよりも人が傷つけあうことに対してイライラしてしまうタイプです。

世の中のニュースはSNSの存在が付いてくる現代社会


世の中では良いニュースや悪いニュースが毎日起こり、沢山の情報がインターネットやTVを中心に流れてきます。

「仕事・娯楽」共に情報を求めることが大切であり当たり前な現代社会、インターネットやTVは人々にとって必要不可欠なめでぃあです。

そんな中、世の中で起きた多くの情報やニュースをピックアップして、SNS上では色々な意見が飛び交います。

「このニュースは好きな人の良いニュースだからポジティブな内容をSNSで発信しよう」
「この事件は許せない!!SNSで批判してやろう」

こんな内容がSNSを中心に意見が飛び交います。

現在30代中盤以上の方であれば、若い頃に比べてSNSで人の意見が見られる環境に「世の中発達したなー」と実感することが多いと思います。

政治的な問題がSNS上で騒がれたことで国会での討論になったり、日本で発信したキーワードが世界で1番SNS上で発信される様な非常に大きな現象が起きることもあります!!

まさにSNSは社会の中心になる情報発信ツールなのです。

一昔前ならニュースや情報に対しての意見を「誰もが見られる環境」や「誰もが自身の意見を発言出来る環境」は、SNSのお陰で誰もが簡単に「評論家」や「情報取得者」になることが出来る様な時代になりました。

トレンド性のあるニュースに対する意見を簡単に主張出来るSNSは「良い意味・悪い意味」共に、ニュースとなったことに対して付いてくる社会的にも中心となるツールであります。

もっと嫌な言い方をしてしまうなら、SNSは発言した意見に対してどこまでも付きまとってくる粘着質の高い社会的にも中心となるツールです。

人の考えが簡単に伝わり過ぎるSNSの世界

世の中のニュースや情報にSNSが付きものであると説明してきましたが、SNSをご利用することについてルールがありません・・・

激しい脅迫行為等、人に多大な被害が加わる恐れがある場合、犯罪対象として適応されることもあるでしょうが、人を傷付ける行為をしても自発的に誰かが守ってくれることは基本ありません・・・

不特定多数の方が見てえる空間で特定の人に「死ね」「消えろ」って中傷する単語を発信しても原則犯罪ではないのがSNSの世界です。

SNSが社会の中心となるのにも関わらず、SNSは管理体制が整っていません・・・

管理体制が整っていないということは無法地帯なのがSNSの世界です・・・

さらに今ではSNSは国内の有名人が利用していたり、海外でも超有名な著名人がご利用しているツールでもあります。

大多数の方が認識している有名な方と一般の方がコミュニケーションを取ることが出来たり、有名人が発言した意見や主張に対して自由に私見を発信することも出来るのです。

SNSをやっていればSNSをやっている方誰とでも簡単にコミュニケーションが取れる世界です。

一昔前は自分のことを知っている同士でしかほぼコミュニケーションを取ることが出来ないのが世の中の常識でした。

それが、今では「知らない人や自分と知っている人」とどんな意見でもボタンをクリックすれば簡単に言葉が届けることが出来るのがSNSの世界です。

さらに、自分の素性を隠して発信することも簡単に出来るのがSNSの世界であり、最大の弊害です。

SNSによる誹謗中傷の悪い点


SNSは匿名で使うことが出来、この匿名性で人を傷付ける人間がいるのがネガティブな要因を作っています!!!!

頑張っている芸能人に対して匿名で「ブス・不細工」「ゴリ押し消えろ」だの、嫌いな友人に対して匿名アカウントを作って「死ね」「みんなの前から消えろ」だの言いながらも、身元を出しているアカウントでは平然と中傷している友人とコミュニケーションを取る人間。

はっきり言って最悪の行為ですが、言葉で人を傷付けるなんてSNSが普及する前から「陰口や手紙」で行われてきた行為です。

ただ、SNSによる中傷行為はアカウントを持っている方へ「簡単に届いてしまうこと」「攻撃している人数か見え辛いこと」が大きな問題です。

スマホ・タブレット・PCで簡単に文章を書いてボタン一つを押せば、一瞬で相手に誹謗中傷内容が届いてしまいます・・・

そこに「一人であるのか?」もしくは「複数人で行っているのか?」はたまた「複数人に見せて一人であるのか」見え辛いSNSによる匿名の誹謗中傷行為は、非常に卑怯な攻撃方法です。

ここまで説明してきた内容はSNSによる誹謗中傷行為に関する詳細を書かせて頂きましたが、ここからは「SNSによる中傷行為を無くす為の案」「このまま中傷行為を放っておくことに対する将来の懸念点」について説明していきたいと思います。

SNSは「数字至上主義の廃止」と「考えた法の整備」を実施するべき

SNSは「便利で為になるツールだから欠点があっても無くすことは出来ない」「身元を明かさずに使える限り誹謗中傷行為は無くならない」と言うならば、SNSの世界を改善する為の動きをするべきです。

インターネットの世界の意味が無い数字の価値は無くすべき

まずはSNSの世界ではなく、インターネット全体的なお話しにもなりますが、ネットの世界は数字の良い所や都合の良い所だけをアピールしたり、抽出しようとしています。(TVや雑誌などの媒体もそうですが・・・)

SNSの「フォロワー数」「いいね数」って自然と増える数値で正当に評価出来ることもありますが、フォロワー数やいいね数は人工的に増やすことが出来ます。

自然に増える数値の評価を蔑ろにするのは宜しくありませんが、数値を増やす為に無茶な行動をしたり人を騙す行為が起きるのであれば、ネガティブな方面に行ってしまう数値の内容は完全に開示する機能を無くすべきだと思います。

匿名の誹謗中傷行為とSNSに付いてくる数字に接点は少ないですが、SNSのネガティブなことに繋がる機能を無くしていくことが重要だと思います。

SNSは情報収集や緊急時の連絡ツールとしてご利用出来るメリットがありますが、その分人を傷付けても中々罰せられないデメリットが現状であり、社会的な問題にも繋がってきている為、デメリットになる点は排除するべきです。

ただ、現在表示される機能は残しながらも、見られるのは自分のみにすることからはじめてみても良いかと思います。

若い人間と経験値のある人間が協力した方の整備を進めるべき

SNSに法の整備が必要であることは多くの方がお話ししていますが、法整備は難しいことであっても急務だと思います。

「中傷単語及び中傷表現に該当する文字を文章で打てない様にする」「中傷に当たる写真を掲載出来ない様にする」「本名と本人写真を載せないユーザーはSNSの閲覧しか出来ない」「(SNSではないですが)まとめサイトの運営ルールをより細かく作る」「SNS法律を破ったら罰金●●万円」等々・・・

一例ですが上記の様な形で決まり事を作るべきだと思います。

ただ、現在多くの方が使用しているSNS(Twitter・Instagram・Facebook等)は世界中で使われている世界的な大規模ツールであり、個人情報の管理する為に大規模なシステム構築をしており、大規模な専有サーバーを使用しています。

これらのシステム基幹をすぐに改善してユーザー管理の体制を変えるのは不可能だと思いますが、法の整備に動かなければいけないことには変わりがないですし、システム関係に関しては一度出来る方向で話しを続けさせて頂きます。

法の整備は少しずつでも良い方向に改善させることが大切

法の整備について言論の自由について指摘するのなら、「本名と本人写真を出している方は自由にツイート可能」とかの決まりにするのも初めは良いかもしれません。

また、匿名性だからこそ発信出来ることがあると言った意見はあるかもしれませんが、それなら「匿名アカウントが発信出来るルールを作る」等、逐一改善していくべきだと思います。

法の改善は簡単に出来ないのは分かりますが、SNSの様なデジタルな領域は歴史がまだまだ浅い為、試行錯誤しながら少しずつでも良いので、良いサービスにする為の改善を続けて最も良い環境を作り上げて行くべきです。

また、SNSの歴史を考えると若い世代の方も法律を作る為に参加しなければ、法律の門をかいくぐって違法行為を行っていく人間もいるかと思います・・・

その為、SNSをリアルタイムで理解している「若い世代の人間」と「経験値のある人間」が共同で法律を作り上げて行くべきだと思います。

SNSを整備しなければ社会がSNSに支配されてしまう


「匿名で中傷出来るSNSを放置することの危険性」や「SNS改善案」をこんなに書かせて頂いている理由として、今のままではSNSが世の中の中心になり過ぎて、世の中の秩序が崩されていくのではないかと思います・・・

正解か不正解か分からない「SNSの情報に振り回される世の中」になってしまうのは、世の中を悪い方向へ進めています・・・

そもそもSNSの様なデジタルなツールは効率化を求めることを重視して動いているのに世の中の大半の方がSNSに困惑させられていたら、無駄な時間が大幅に増えてしまう恐れがあります・・・
※効率化を求めてばかりの社会もどうかと思いますが・・・

世の中のルールを壊しかねないSNSの世界

決まり事を作らない環境を厳しくしないと、実生活でも厳しくない環境を選びがちな人間性の方が増えて来る様な気もします。

人間楽な方へ進みたくなることが多いでしょうし、絞めるべき決まり事は絞めなければ、世の中がダレてしまう様な気がします・・・

世の中がダレてしまうと、少数のやる気がある人が頑張っても世の中は退化していく恐れがあります。

たかがSNSで考え過ぎなのかもしれませんが、「良い意味・悪い意味」共にSNSで社会に大きな影響を与えることが増えてきています。

そんな中、悪い意味でのSNSの影響を取り除いていかないと、世の中がSNS中心の世界になり、法律が整わない環境中心でモノゴトに影響を与え続けてしまい、SNSに支配されてしまう世の中になってしまうと、SNSユーザーの大半が自分勝手な主張をしてしまう恐れがあります・・・

法が整わない環境で起きるモノゴトが世の中を支配することを想像したら私は怖いです。