過ちは無かったことに出来るが反省はするべきだ!!

悪いことをした時の過ちは反省することが重要

2019.11.08

人間は誰もが大なり小なり悪いことをしてしまった経験はあるかと思います。

悪いことと言っても「逮捕されてしまう様なこと」から「笑って許せる様なこと」まで幅広く、逮捕されてしまう悪いことは私自身経験したことが無い為割愛させて頂きますが、自分自身「人に悪いことしてしまった」と後悔する経験はあります・・・

そんな時に悪いことをしてしまったと実感して後に、その過ちを自覚した時に「反省しなければいけない」と思うことは許す・許されないは別として、反省する行動に移すと言うのは人として正しいと思います。

ただ、悪いことをしたのを自覚した時にその過ちを反省の行動に移さずごまかす方っていませんか?

個人的な意見ですが、過ちを反省しないでごまかす方が増えて来ている様に感じます。(自分も自覚していないで反省していないかもしれません・・・)

そこで、今回は自分へのメッセージも含めて「悪いと自覚したことをごまかさないで反省するべきであること」について語って行きたいと思います。

素性が隠せるから言いたい放題の今の世の中?

悪いことを過ちとして自覚した時にごまかす方が増えたと感じる理由についてこれまた持論ですが「ネットで本名を出さずに意見を言える様になったこと」が1つの原因であるのかと思います。

「SNSを複数アカウント持ちアカウントを使い分けることが出来る様になった」「本名を明かさずに自由に意見を言えるインターネット掲示文が一般化」した中で、素性を明かさず、言葉を選ばず言いたい放題に意見出来る様になりました。

若い頃に人気絶頂の芸能人が年を取れば「劣化した・カッコ悪くなった」と中傷した人間にとっても必ず来るであろう老いを自覚出来ずに中傷する行為。

期待していたアスリートが大きな大会で結果を出せなければ「努力が足りない」と努力の跡を見たことも無いのにデリカシーの無い言葉を浴びせる行為。

身内同士で交流出来るツールで仲間外れを作り、「いじめのターゲットに分からない様な悪口になる隠語を作って」相手にバレずに中傷する行為

素性を隠して不特定多数の人間が見ることの出来る空間で自由に意見を言いたい放題!!

どうせ中傷してもバレないから犯罪にならない程度に叩いてやろう!!

どうせバレないから好き勝手に言ってやろう!!

仲間内の空間だけで取れるコミュニケーション内で上手くいじめてやろう!!

昔に比べて言いたいことが手軽に言える時代になりましたよね。

自己主張が出来やすくなったのはインターネットのメリットにもなるかと思いますが、手軽に言えるからこそ、「言って良いのか悪いのか」判断を軽視してモノゴトを言える様になったのが、インターネットが一般化した現代社会だと思います。

言葉に出したことが間違えたらバックレよう!!悪いことをしたら黙ってバックレよう!!

言葉に対する責任感が軽くなった中で「後々事実を知った時」に自分が過去に発言した言葉に実は語弊があったと気付いた時に、

「別に自分の素性がバレていないからアカウント名変えて無かったことにしよう」
「素性を明かしていないから訂正しないでそのまま放置しておこう」

と言った自分の間違いに無かったことにして逃げることが今のインターネット社会では出来ます。

上記はインターネットの悪い使い方ですが、そんな言葉に責任感を持たないでいると、リアルな世界でも言葉に責任感を持つことが出来ない人間になってしまうのではないかと思います・・・

犯罪者を例に出すのが正しいことではないかもしれませんが、最近ニュースを見ていると、●●被告は事件を「否認しています」「黙秘しています」と言ったシーンを昔よりも目にします。

悪いことをしても逃れようと思う気持ちを持つ人間が、犯罪を犯した人間に根付いているのかと思います・・・

一般社会を例に挙げると、ここ最近悪いことやミスをしてしまった時に黙ってその場をやり過ごそうと言った態度を取る人が増えてきたなーと個人的に感じます・・・

言葉の怖さを知ることで責任を持たずにバックレようとする人間

人を注意する立場の方なら分る人がいるかもしれませんが、注意や怒ったりすると「下を向いて歯切れの悪い発言しかしない人間」っていませんか?

そんな人間が全員インターネットで素性を隠して人を中傷しているとは思いませんが、インターネットを例にさせて頂くと、ネットでの中傷行為が悪いことであると自覚していないが、言葉の重みを知り過ぎて発した言葉に責任を持ちたくないから最低限の言葉以外に発言せずに逃げようとする方が多いのかなと感じます・・・

その結果、自分が悪いと思っている分、「墓穴を掘る様な言葉を発言して説教されるよりもバックレてやり過ごそう」と言った過ちを無かったことにしようとする方もご自身の態度を改めていくべきだと思います!!

ごまかすのは辞めて謝るべき

「自分の素性が分からないから失敗や傷付けた行為をなかったことにする」「何も言わずに過ちを無かったことにしてバックレよう」としている方は、反省をすることから始めてみませんか?

プライドがあったり、人から悪く見られたくないから過ちを認めないでいると、いつかどこかでごまかしのきかない場面で自分に過失があった時に遭遇したら、精神的ダメージを負ってしまう可能性が非常に高くなるかと思います・・・

「人を傷付ける」「悪いことを反省出来ない」立場でい続けると、責任を持つ立場になった時に疲弊してしまう恐れがあります・・・

責任を持つ立場になると、人に注意をする立場になるのだから相手にごまかされた時にどの様に対応すれば良いのか困惑してしまう恐れがあります・・・

責任を持つ立場にならないとしても、人とコミュニケーションを取る立場にいる方であれば、年を取ることで下の人間が周りに増えて来る為、ごまかす行為を続けていたら下の人間は勿論のこと、大人として成長した同世代や目上の方から白い目で見られてしまう可能性もあります・・・

その為「人を傷付けてもごまかす」「バックレてごまかす」行為に免疫を付けずに反省して謝る勇気を持つことを義務付けてみてはいかがでしょうか?

「プライド」や「人からの見られ方」は自己満足の価値観であり、他人からの評価がご自身の価値観であることを自覚して頂ければ、謝る勇気を持つことが大切であることが分かるかと思います!!

自分に言い聞かせることも含めて書かせて頂きましたが、悪いことをして過ちを感じたら反省と謝罪の意識を持って行きたいと思います。