人間関係を構築するのは大人になると難しいと思うことがあります。
大人になると人間形成されていることからそれぞれの考えや価値観があるため、ちょっとしたいざこざで崩れてしまうことがあります。
ちょっとしたいざこざも「本人からしたら悪気がないこと」や「駄目だと分かっていてもつい気付かず言ってしまった」と些細な切掛けであったりします
人間関係を壊さない為には、以下の内容を大切にして頂ければと思います。
・生産性の無い陰口は言わない
・相手がいてこその自分であることを忘れない
・結論だけで物事を見てはいけない
・自己主張に走り過ぎない
・粗探しばかりしてはいけない
・人を傷つけるずるい事をしてはいけない
「こんなの当たり前だろ」と思っている方であっても、日々多忙であったり、ストレスが溜まってしまい、やらかしてしまう事でもあります・・・
その為、人間関係を壊さない為に注意しなければいけない事を説明して行きたいと思います。
テンション下がる陰口は話さない
言ってはいけないと分かっていてもついしてしまう「陰口」・・・正直人生で陰口の1回や2回言ったことのある方が大半だと思います。
陰口はいけないことなんていわれますが、陰口を全否定するのは間違えているかと思います。
24時間365日の中で人からイラつかされることはあるかと思います・・・誰かにこのイラつきを伝えなければやっていけないことってありませんか?
そんな時我慢するとストレスになってしまう為、陰口を我慢するのではなく、陰口を上手く話す場を作ることが大切にしてみてはいかがでしょうか?
陰口は第三者と話しましょう
陰口を上手く話す場を作ることとは、
「陰口を話す方(Aさん)」
「陰口を言われている方(Bさん)」
「陰口を聞く方(Cさん)」
3者間での人間関係が被らない状態にする事です。
3者間で3人共繋がっている事で、陰口を言われた事が万が一筒抜けにされてしまう可能性もあります・・・
人間そんな完璧な方はいません・・・絶対内緒にするなんて言葉100%の保証は持てません・・・陰口は共通の知人からの流出で揉めるパターンが良くあるため、注意が必要です。
あとは、あまり共通相手の陰口を言って楽しむのは人間関係を構築したい方がする物ではないと思います・・・陰口を聞かされる側としては、気分が良いものではないかと思います。
陰口は相手に楽しんでもらう様に
これは単純な話し、陰口はネガティブな話しである分、聞いてもらう相手に少しでも楽しくしてもらえる様に心掛けなければいけません。
陰口はネガティブな話しだからこそ、出来るだけ相手が笑える様な形で伝えて上げる様にしましょう。
相手が居てこそあなたの存在があるのです
人間関係とは、相手が居ることを忘れてはいけません。
忘れてしまいがちなのが、相手の主張を感じ取らないで物事を進めて行く人がいます。
いくらあなたが「有能だ」「いいやつだ」と思っていても結局あなたの人間性を決めるのは相手です。
「俺(私)は出来る人間だ」と主張しても、相手にその主張が届いていなければ、そこで終わりです。
迷惑な自己主張は辞めましょう
自己主張が強いと言うことは時には良い事なのも知れませんが、時には相手を不快にさせてしまいます。
例えば、「邦楽が好きで洋楽が嫌いな方」に邦楽を否定して洋楽を肯定させるのは良い迷惑です・・・
「自分の価値観を押し付けようとする人」って多くないですか?
「人のことを否定して自分の価値観を押し付けようとする人」はかなり嫌がられる可能性もあります・・・
「相手がいてこそのあなた」なのだから自己主張をしたいのならば、相手を不快にさせないような形で自己主張することを意識しましょう。
相手を気遣える余裕を持つこと
相手を不快にさせないように自己主張する為には、相手の話し終えるまで会話の邪魔をしない、相手の主張を頭ごなしに否定しないことを大切にしてみてはいかがでしょうか?
「相手の話しを受け入れる余裕」「相手の意見を理解する余裕」を持ってみてはいかがでしょうか?
自己主張が強過ぎる方は、自分の意見は二の次位の気持ちの余裕を持ってみることをおすすめします。
結論だけで物事決めるのはどうかと思います
「手のひら返し」と言う言葉があります。
否定していたことが高評価に変わった時に、悪く言っていたことを称賛しだす方・・・
この様な方に多く見られるのが、起承転結の「結」だけ見て結論を作るまでの過程を全く見ていない人が多いかと思います。
また、手のひら返しした時、人にバレていなかった為、手のひらを反す前のことを無かったことにして手のひら返すタチの悪い方もいます。
この様な方は、その場で自分の感情を「楽な方」「心地いい方向」へ移動したがる方が多く見られます。
人間関係に対して自分の都合が良い様に接していると、悪い事が起きると手のひら返してしまう人間性が出来上がってしまい、人が離れて行く可能性も高いです・・・
人間関係を表面上の結論だけで見るのではなく、全体的に見る事を大切にして頂ければと思います。
粗探しばかりしてはいけない
間違いを指摘するのは悪いことでは無く、親切心があればとても良い事です。
ただ、自分の感情で人の「間違いや駄目な所」を馬鹿にする、序列から引きずり下ろすための粗探しばかりをしていると、心が病んできてしまう可能性があります・・・
粗探しをする方に多いのが、自分が上手く行っていない時の方が多いと思いますが、そんな時こそ他人の悪い所でなく、自分が良くなる為に必要な動きをして行きましょう。
粗探しする人間は距離を置かれる可能性が高い
「20代、30代、40代」と大人になるにつれて人間関係を構築する中で、「ツーカーの関係」(多くを言わずに理解してもらえる様な関係性)を築く事が重要だと思います。
意味の無い粗を探してくる相手より、多くを語らずとも理解出来る相手の方が居心地は良いはずです。
あまりにも無駄な言葉狩りをしてくる方は嫌がられてしまう可能性が高いと言うことです・・・
人を傷つける「ずるさ」を無くすこと
人間が持つ「狡さ(ずるさ)」とは、基本的に大半の方が持っている性質だと思います。
「ずるい自分」をゼロにすることは難しい事だと思いますが、「人を傷つけるずるさ」を少しでも無くす努力はするべきです!!
「人生が上手く行かないから幸せな相手をいじめてやろう」
「嫌いな人間を陥れてやろう」
「相手の立場を下げて自分の立場を上げよう」
相手を傷付けるずるい事をしていると、人間関係が崩れてしまう可能性が非常に高いです・・・
人を傷つけるずるさでのし上がってくる方もいるかと思いますが、相手を傷付けるようなずるいことを重ねていくと、痛い目見る可能性がありますので要注意です。
人間関係の構築の為には「してはいけないこと」を日々振り返る事が重要
人間関係を構築する為にやってはいけないことを書かせて頂きましたが、「当たり前なことだろ」と思った方もいるでしょう。
ただ、当たり前なこと程自分の感情に染み付き過ぎて、逆に忘れてしまう事でもあるかと思います・・・
当たり前な事だからこそ、日々当たり前な事を振り返る気持ちが大切なのです。