自分勝手な人間による人間力の低下について

「自分の答えは正解」「自分と合わない答えは間違い」と言ったスタンスでいる方が周りにいませんか？

成長して大人になってくると、様々な経験から自分の考えが作り上げられるかと思います。

その結果、自分の考えが正しくて「自分と反する考えは間違っている」と相反する考えを全否定する方に思う「自分の意見だけ肯定する自分勝手な考え」をする方に言いたい、自分と反する考えに耳を向けてみると新しい価値観が見つかるのではないかと！！

そして、新しい価値観を見つけていくことで、自分の人間力を高めていけるのではないか！！

そこで、今回は自分勝手な考えは人間力を低下させてしまう恐れがあることをマエムキとしての考えを解説して行きたいと思います。

自分の考えを反対されたら「いじける」のは大人でない！！

まず初めに思うことが、自分の意見を反対された時に言い争いになった時に相手の意図を聞こうとせずに「もういいよ！！」といじけて言い争いをする方がいます・・・

仕事だろうがプライベートだろうが大人になれば人間関係で意見が分かれてしまい、言い争いになってしまうことはよくあることだと思います。

ただ「これはどうなのか？」と思うのが、言い争いになった時に相手の意見を始めから理解しようとせずに、「反対意見の方が有利だと気付いた時」に、話しを遮断して「分かったよ、もういいよ！！」と相手の話しを聞かずにいじける人間は大人としての人間性を改善するべきだと思います。

こんな普段の生活でわりといませんか？

まともな言い争いの場で話しが出来ない人は成長を止める

確かに言い争いする相手が非常識な高圧的な人、支離滅裂なことを言ってくる様な人は大人として言い争いする価値もありません！！

ただし、相手が寄り添ってくれて、真面目且つ真摯に話しをしてくれている中で自分の意見と反対のモノゴトを言われたら、「その意見を全否定する」「その意見は間違っている」と頭ごなしに考えていじけるのはどうかと思います・・・

まともな言い争いに関しては相手にも意見がある訳で、それが「反対的な意見」であってもその内容を聞く耳持たない考えは、新しい意見を吸収出来ません・・・

もしかしたら言い争いになった反対意見を聞き入れることで、「新しい知識を身に付ける」「自分を成長させる」機会を逃してしまう可能性が高いです・・・

さらに相手の言いたいことに対して話しを聞いてくれないと、相手も言い争い相手に対して消化不良にさせてしまい、言い争い相手から反感を買ってしまう恐れもある為要注意です！！

反対意見に背を向けるのではなく心の中に反対意見を取り入れてみること

言い争いが起きたら話しを聞くべきことを説明してきましたが、当たり前なことを言わせて頂くと、自分と反対した意見に対して真摯に聞く心構えを持つことが重要です！！

ただ、大人になり自己主張が強い方に「人の反対意見」を聞くマインドを「いきなり持ってみろ」と言われても非常に難しいと思います・・・

ただでさえ自分の意見に対して「意地やプライド」を持っているでしょうし、反対意見を聞くと言うことはご自身の意見やプライドをこわさなければいけないと考える方もいるかと思います・・・気持ちは分かりますし、維持やプライドを壊すことは間違っているかと思います！！

相手の話しを聞くとは「ご自身の維持やプライドを壊して受け入れろ」と言う訳では無く、ご自身の意見を聞いて正しいのか間違っているのか良い意味心の中で自分勝手な考えで解釈してみることから始めてみてはいかがでしょうか？

<h3>心の中でフラットに反対意見について考えてみること<h3>
話しを聞くことが重要であり、聞いた話しを心の中で整理して解釈するのはご自身の自由だと思います。

心の中で考えることは誰にも見せなくても良い場所であり、言い争った意見を肯定しようが否定しようがご自身の自由ですから！！

そんな中、肯定出来る意見であれば、こっそりと素直に吸収してみるのがおすすめです！！

自論ですが、意地やプライドとは対人相手がいてこそ芽生えるモノゴトであり、対人相手がいなければ意地やプライドをぶつけることは無いかと思います。

その為、自己主張の強い人は、まずは自分以外の人に見られない場所である「心の中で素直になること」と大人としてまともな言い争いの場所にいるならば「人の話しを聞くことが正しい」と理解するべきだと思います！！

大人なら「ひねくれた自分勝手な解釈」するのを辞めるべき

「自分が全て正論だ！！」と思っている方へ最後に言いたいことが、我を持つことが決して悪い訳ではなく、ひねくれた状態で我を持つことは辞めた方が良いと思います。

繰り返し言いますが「我を持つこと」は決して悪いことではないと思います！！

ただし、相手からちゃんとした意見を貰った時に、その相手を「からかうかの様な態度」や「下に見た態度」を取って相手のちゃんとした意見に聞く耳持たないと、ご自身の人間力を低下させてしまう恐れがあります・・・

大人になっても尖った感性を持つことも大切だと思いますが、相手を不快にさせずに筋の通った自分を持った強い意志が大切な訳であって、人から学べるモノゴトをひねくれた態度で最初からシャットアウトしてしまうのは間違った考えだと思います。

大人になると自我が出来上がる中で、タチが悪く尖ってしまう人間になってしまうことだってあるかもしれません(もちろん私自身も)・・・

そんな時に「自分の答えだけが正解だ！！」「自分以外の人間が言っている意見なんて間違いだ！！」と断定してしまうと嫌な言い方ですが、だれからも相手にされない老害として見られてしまう恐れがあるかもしれません・・・

いつまでも自己成長する気持ちを忘れずに、相手が全うに意見する「言葉や」「反論」はまず聞き入れることを忘れずに行きましょう！！