当サイトマエムキでは「人の内面」や「人間関係」について色々書いてきた中で、誹謗中傷については世の中で大きく話題になる少し前から書いてきました。
有名人(特にネットで活躍する方)が画面越しによく「アンチ」と言う言葉を発言しますが、誹謗中傷やそれに近い否定的な言葉をインターネット上で発言してくる人間がアンチです。
インターネットと言うフィールドがアンチの主な生息地だからこそ、ネットで活躍する有名人はアンチの発言が届きやすい場所にいるのかと思います。
その結果、アンチの意見が目に届き、アンチに対するアンサーをするネットを主戦場とする有名人が発言するのかと思います。
中には「アンチなんて気にしていない」と発言している方もいますが、私が目視した中ですが、気にしないと言いつつも継続してアンチに対して「物申す」「意見する」ネットを主戦場にする有名人は多く見かけます。
アンチを気にしないと言った方が再度アンチに物申すことは全く悪いことだと思いませんが、気にしないと言いつつ再度警告を出す有名人を見ていると、アンチの攻撃って予想以上にダメージがでかいのかと思いました・・・
当サイトで口うるさく言っておりますが、大多数の人間が見える場所で「匿名で誹謗中傷はするな」と言いつつも、アンチに対しては少しだけ見方が変わってきます。
なぜ見方が変わるか?それは、アンチする気持ちが理解出来るからです!!
とは言え、大多数の人間が見える場所で「匿名で誹謗中傷はするな」は絶対的な意見ですが、アンチから見える嫉妬心やモノの見方について語りたいことがありますので、本日は「嫌なら見るな」「嫉妬ダサい」と言ったアンチ的な意見から見える人間心理について書いて行きたいと思います。
アンチが攻撃する理由は「嫉妬」「不調」を人へぶつけたいから?
まず初めに「アンチから攻撃される方ってどんな方?」と言えば、固有名詞は出しませんが、「ネットで発言力の強さが目立つ方」「ネットから人より優れていることをアピールする方」「ネットで人を卑下する方」「何かしらの問題を起こす方」に多のかと思います。
もう少し砕いた言い方すると、「ビッグマウスの方」「自慢アピールする方」「人を馬鹿にする方」「トラブルや問題を持ち込みやすい方」とでも言えば良いのかと思います。
俺は・私は「金持ちだぞ・モテるぞ・皆から好かれているぞ・強いぞ」俺を・私をアンチするお前ら「終わっているぞ・ふざけんな・黙ってろ」等々
上記の言葉をネット上で有名人がアピールするとアンチがきて、アンチ活動が始まります。
この時アンチ活動をしている人ってどんな感情なのでしょうか?
「リア充・イキがる・前から鼻につく」あいつがターゲット
「人生が上手くいって調子にのっていてムカつく」「何でこんなヤツが人生上手くいっているんだよ」「前からムカついていたけど、人気者のあいつが事故った」こんなことを思い始めるとことがアンチの感情が生まれる瞬間になるのかと思います・・・
そこからは、有名人のアンチ達がここぞとばかりネットで攻撃を始めていき、「自分には無い魅力的な部分」や「アンチにとって悪だと認識出来る部分」が見つかり次第、攻撃を続けて行きます。
アンチとは、自身と真逆のことをしている人間をターゲットにする方が多いのかと思います。
大多数の人間が見える場所で「匿名で誹謗中傷はするな」は絶対駄目と当サイトで言わせて頂く中で、私正直アンチの気持ちも理解は出来ます・・・
自分のマイナスな想いを「人は見てくれない虚しさ」がアンチ心を持つ?
アンチの気持ちが理解出来る理由とは何か?
あくまでも持論ですが、世の中の大半の人は自分が今幸せかどうか聞けば「何だかんだ幸せだよ」って言う人が多いのかもしれません。
ただ、潜在的には心に余裕が無い、生活の中で努力していることが分かってくれないと言った、自分以外には理解してもらえない感情・見られないネガティブな感情を持つ方が多くいるかと思います。
自分にとっては大きな支障を与えることなのに、誰にも分かってもらえない悔しい気持ちや辛い気持ちが負の感情をもたらすのかと思います。
その結果、負の感情がアンチ心を生んでしまうのではないかと思います。
ただ、アンチ行為って許されることではありません。
言われた側は、アンチの意見も「参考になる」「気付かなかったことを教えてくれる」と捉えてくれる人もいるとは思います。
また、誹謗中傷ではなく、顔や名前を出して、意見やアドバイスとして言葉を発していると言う方もいるでしょう。
ただ、自分が攻撃されない場所で言いたいこと言うのは卑怯だと思います。
例え、相手が悪いことをしても自分が直接関係の無いモノゴトであるなら、アンチ活動は間違っていると思います。無理矢理関係あるとこじ付けてもダメです!!
コミュニケーションのルールは守ろう
意見やアドバイスがあるならば、顔と名前を出して言いたいことある人間の「関係者」「管理者」もしくはアンチ対象者が犯罪に繋がる様なことをしているのであれば「警察」や「SNS上の管理会社」へ話しをするか、個人にしか見えないDMに顔と名前出して言う位が最低限のルールだと思います。
SNSで交流がとても簡単に取ることが出来る様になってからコミュニケーションの距離感がズレてきている様に感じます・・・
人間関係で意見やアドバイスを言えるのは、あくまでも顔を合わせたことのある関係の人同士であり、対面したこと無い人間の関係内で言い合うことは言われる側も「あーだこーだ言うけどお前誰だよ」としか思われないと思います。
SNSと言う文化が定着し、人へ言葉を掛けやすくなりましたが、アンチ活動をしたければ、直接ではなく身元を明かして間接者へ話しをしてみてはいかがでしょうか?
頭ごなしに「嫌なら見るな」「嫉妬するな」で正論言われても解決しなくないか?
アンチ活動に対しての話しをしてきましたが、それと同様にアンチ活動に対して意見する第三者にも大きな問題があると思います。
アンチ活動に対して「嫌なら見るな」「嫉妬するな」って言葉を見かけることが増えてきたなーと思うことがあります。
これが現代社会における中で大きな問題ではないかと思います・・・
アンチの「心にある傷」をどこの誰だか知らない人から攻撃されたら、アンチからしたらさらにストレスを溜めてしまいます・・・
アンチ活動に対しては否定しますが、人を攻撃している人間にどこの誰だか分からない人間が攻撃し返しても基本的には解決策にはなりません。
「嫌なら見るな」が出来るなら見ません。「嫉妬するな」はアンチ活動している人間に言っても心が乱れている人間に言っても嫉妬を辞めるとは思えません。単純に従える感情ではありません・・・
寧ろ、アンチ活動している人間を攻撃しても煽り行為になってしまい、感情を逆なでしてしまう可能性もあります・・・
その結果、アンチの態度をさらに悪化させてしまう可能性があります・・・
「アンチの止め方」「正義の判断」を見分ける力を持つことが重要
インターネット社会の中、インターネット上で攻撃をする人間を関係無い第三者が攻撃することで、さらに争いが過熱してしまうのが今の世の中なのかと思います・・・
「拡散」「バズる」と言う言葉がインターネット社会でパワーワードである中、アンチを攻撃することで悪いモノゴトが広がってしまう状況がより人の心を汚してしまう恐れがあります・・・
叩かれている人を守る為の行為は、アンチを攻撃するのではなく、アンチを止めることが正しい行為ではありませんか?
「自分のストレス解消の為に悪い人間を攻撃する」「悪いことする人間を攻撃して止めている自分が正義だ」「悪いことする人間を止めて皆から褒められたい」。
上の黒い太文字だけでも読んでみてください。
アンチ活動とやっている行為は一緒です。
悪いことする人止めるのは正しいことですし、感情が高まり攻撃したくなる気持ちは分かります。
ただ、第三者が悪いことを止める為に必要な本当の正義とは、裁くのではなく止める人間に「力を貸すこと」や「動かすこと」が正義ではないでしょうか?
間違えた正義が正当化されて称賛されてしまう世の中は正しくないと思います。