頑張っているのに上司や社長からの評価が低くて悩んでいる方は「仕事での空気の読み方」を間違っている

頑張っているのに上司から好かれない理由

2020.08.27

仕事で空気を読むことの大切さ

現在仕事をしている中で、第二新卒辺りの年齢の方とお仕事をすることが増えてきました。

そんな若い社会人の方と同じ環境にいると、「最近の若者はダメだ!!」と言ったネガティブな一面を消してくれる方が多いのですが、いかんせん上司から好かれない若い方が多いと思うことがあります・・・

仕事後のお酒の場や昼ご飯時の関係性は上手く構築出来ているのに、仕事になると好かれていない若い方が多いなと感じます・・・

どんな状態か例えると、上司から「こいつ人間として本当にムカつくから嫌いだ!!」と言った憎悪が沸く嫌われ方ではなく、「普段は良いヤツで話せる後輩だけど、仕事になるとこいつ嫌いだ!!」と言った嫌われ方です。

決して若い社会人の方がサボっていたり、仕事をしていないと言った気分の悪くなる態度を取っているわけではありません。一生懸命頑仕事を張っています!!

それなのに上司から仕事の評価としては低い若い方は何がいけないのか?

それは、仕事の空気を読めていない方が多いと感じました!!

「仕事の空気を読めていない」と言うのはどんな意味か?

今回は、上司や社長から仕事の評価が低くてお悩みな若い社会人の方へ伝えたい、仕事の空気を読む大切さを説明して行きたいと思います。

「仕事の空気」とはどんな意味?

空気を読むという言葉は仕事以外の場でもよく使われる言葉だと思いますが、仕事の空気とは一緒に働く人間を不快にさせないということです。

「指示された仕事を的確に返せない」「良かれと思ってしたことが相手に負担を与えてしまう」等、相手の求めていることに対して的確に返せないのが仕事の空気を読めない方ですが、上司から評価されない若い方の中で、仕事の空気が読めない方がとても多いと思います。

仕事の空気とは、仕事をするなら実践して当たり前な行為なのに、読まなければいけないことなのに上手く読むことが出来ない・・・

なぜ仕事の空気を読むことが出来ないのか?

それは、仕事の空気を読むことの「大切さ」「重要さ」「本質」に気付いていないから出来ていないのです。

仕事の空気を読めない方の対策方法

仕事の空気を読むことが出来ない若い方にありがちなことが、「効率化を重視し過ぎる方」「頑固な方」です。

デジタル化がデフォルトな若い世代の方に多くあるのが、何事にも効率的にこなしながら最短でベストアンサーを出したがる方が多いと思います。

また、ご自身のルール内では人から支持されることや注意されることは聞けるのに、ルールから外れたことで支持されることや注意されることが発生すると、反発する頑固な方も多いと思います。

面倒な仕事こそしっかりと取り組む気持ちが重要

「面倒なことを避ける」「問題な目に合わない様にする」「無駄に手を動かすことは正解ではない」と言った考えを持っている方が多いかと思います。

一見正しい考えだと思いますが、仕事で求められることは効率的に結果を出すのではなく、与えられた時間内で結果を出すことです。

それなのに仕事の空気を読めない若い方は、時間を無駄にすることが悪であると思ってしまい、どうしても無駄に感じる様な「面倒な仕事」や「単純な仕事」に対しては疎かにしてしまう。

その結果、面倒な仕事や単純な仕事にミスが出てしまい、上司や社長からミスを指摘されてしまう。

上司や社長だって面倒な仕事や単純な仕事を確認するのは億劫であるからそれらの仕事に対してミスの多い方の評価は下がってしまいます・・・

「効率を求めること=面倒なことをやらずに正解を出す考え」を持つ若い方は、仕事の空気を読めない方が多いかと思います。

面倒な仕事や単純な仕事は面白くないから疎かにしたくなる気持ちは分かります。

デジタル文化が発達したからこそ仕事を簡略化出来るツールを使って仕事を効率化したい気持ちも分かります。

ただ「泥臭い仕事こそ手を抜かずに取り組む」「デジタルなツールは仕事の過程を簡略化するものであり、結果を導き出せるものではない」と言うことをご理解頂き、仕事に取り組んでみることが大切です。

自分の考えが絶対的だと思いこむべきではない

まず初めに言わせて頂きますが、仕事は理不尽の塊です!!

今の若い方は「怒られないで甘い環境で育ってきた」「嫌なことから背を向けることが出来る環境で育ってきた」なんて思われていることが多いと思います・・・

ただ、若い方から「すればそんなことない、自分らだって理不尽なことと戦ってきた」っていう方も多いかと思います。

それなら目上の「上司や社長」からは、「ごちゃごちゃ言わずに間違っているんだから反省しろ」と伝えたいが本音だと思います。

ただ、こんな強引に指摘をされても納得いくはずないと考えるのが若い方の考え方であり、

それでも会社に入って仕事をしてお金をもらう立場として、自分より上の地位に人がいるならば、その人の言うことを聞かなければいけません・・・

それが自分にとって理不尽なことであっても指示されたことは聞き入れなければいけないのが社会です。

「年功序列社会ではなく実力主義社会が正しい」「若い人材が活躍する社会」になっているのは分かります。

ただし、実力主義な社会は結果を出してこそ正義であり、若い人材が活躍する社会は結果を出せば言える結果論だからこそ言える社会である為、自分が成し遂げていなければ主張出来る意見ではありません・・・

若い方の中には若い方の「仕事に対するルール」があるのでしょうが、目上の方から指示や注意されることに反発しても意味がありません!!

「自分の考えが絶対に正しい」と思っていてもミスがあって注意されれば素直に反省するべきです。

仕事の空気を読むことで重要なのは、上司や社長の言葉を受け入れることです!!

仕事の空気を読むのは為には我慢が大切

仕事の空気を読むことについて説明させて頂きましたが、仕事のミスをせずに目上の人間から仕事上で扱いやすい人材だと思われるのが仕事の空気を読める人なのだと思います

仕事の空気を読む為には「やりたくないことをやらなければいけないこと」「プライドを捨てなければいけないこと」に出くわす可能性があります・・・

それでも仕事で空気を読むということは「我慢すること」は世界共通だと思います!!

日本でも他の国でも会社には社長や上司がいて部下がいる構図は変わりません!!

上司や社長から注意されたくなければ、上司や社長が何も言えない位の結果を出せば、注意や文句を言われない環境を作れるかと思います。

それでも社会に出て間もない若い方が仕事で結果を出す為には仕事のスキルを高めることが重要であり、スキルを高める為には仕事の空気を読む能力を上げることが重要です。

上司や社長からの評価が低いと思っている方は、自分の細かい理屈をぶつけて自分を正当化するよりも、細かいことは考えずに仕事の空気を読む能力を上げることを大切にしてみてはいかがでしょうか。