Web業界のおすすめ転職内容について

私はWeb業界で10年以上仕事をしている現在、Web業界の転職活動について詳しい内容を細かくお話し出来るかと思いました。

上記の内容を分かりやすくご説明して行ければと思います。

現在は小さいながらも自分の会社を経営していますが、以前Web企業でサラリーマンをしていた時に採用に関わった経験もある為、人材を採る立ち位置からWeb業界の転職状況をご説明出来るかと思います。

Web業界とは「どんな業界か」詳しく且つ分かりやすく解説

Web業界の主な業種を紹介

Web制作会社	お客様から依頼のあった内容でホームページを作る会社です。 「クライアントの売上げを上げる為のホームページ」から「クリエイティブさを重視したおしゃれなホームページ」「ブランディングを高める為のホームページ」等、クライアントニーズに合わせたホームページを作る会社です。
Web広告代理店	「リスティング広告」「アフィリエイト広告」「SNS広告」「DSP」「純広告」等ネット上で管理されているインターネット広告の運用や販売を行っている会社です。 「複数のWeb広告をクライアントニーズに叶えてプランニングできるプランナー」や「クライアントニーズを叶えた細かいインターネット広告の運用を行える一流の運用者」が集まるWeb広告代理店が理想的です。
SEO・SEM会社	YahooやGoogleの検索エンジンに関わる「SEO対策」を行っている会社や「検索連動型リスティング広告」の運用を行っているSEM会社(検索エンジンマーケティング会社)です。 検索エンジンでクライアントをアピールする為には「スキル」や「ロジカルな考え」が重要となります。 最近はWeb制作の依頼も一緒に受けているSEO会社・SEM会社が増えています。
Webメディア・ECサイト運用会社	「不動産情報サイト」や「大手アパレル販売サイト」や「Yahoo」などネットで情報発信する「Webメディア」や商品を販売する「ECサイト」を運営している会社です。 WebメディアやECサイトを「ご利用しやすい様に運用改善する人材」や「メディアの売り上げを上げる為の営業マン」の動きが重要となります。
デジタルマーケティング会社	「Web上で計測した解析情報」や「オフライン経由からの顧客情報」を基に、クライアントに適したWeb上での戦略を作り上げる会社です。 「データの解析力」や「データを基に戦略を立てる能力」の高さが必要になります。
Webマーケティング会社	インターネット上で使える「Web集客方法」「Webサイト制作」「Web上で計測した解析情報」等、Webで出来るあらゆる方法を基にクライアントがインターネットで売上げや知名度を上げる戦略を企画立案する企業です。 Webの知識が全般的に必要となります。

Web業界の主な職種を紹介

営業	Web会社が扱う各職種のサービスを販売する仕事です。Web業界未経験者が初めに目指す職種の1つです。 営業は会社の根底を支える役割として非常に重要な職種の為、Web業界経験者の方であっても大いにやりがいのある職種です。営業のことをコンサルタントという場合もあります。
Webプランナー	営業のステップアップになる職種で、クライアントや営業先企業に最も適したWeb戦略を企画する職種です。 Web業界の幅広い知識が必要であり、「Webコンサルタント」と呼ばれることもあります。また、Webプランナーのキャリアアップの職種として「Webプロデューサー」と言われる方もいます。
Webディレクター	ホームページを作る為の「進行管理」やホームページを作るデザイナーやエンジニアを「アサイン」する職種です。 また、営業が提案時により技術的な視点から営業のサポートを行うこともあります。
Webデザイナー	ホームページを作る為の技術者です。 UI(ユーザーインターフェース)と言う「ネットユーザーが使いやすいホームページ」を手掛けることが重要なスキルです。 Webデザイナーは「ホームページから反響(購入や申し込み)を高めること」や「アート的なホームページを作る」に分ける事が出来ます。 →Webデザイナー歴15年の方とお話しした転職事情
エンジニア	Webサイト上でシステム機能が必要な「購入フォーム」「問い合わせフォーム」「会員登録フォーム」等のシステムを構築したり、システムに不具合が起きない様に運用する為の職種です。 主に「大手Web制作会社」や「Webメディア」「ECサイト」を運営している会社に必要な業種です。 HPの制作以外にも、Web広告代理店の中で自社で作成したWebツール(主にWeb広告配信ツール)の「開発」から「開発後の配信精度を高める」為の技術開発のお仕事に携わることもあります。
プログラマー	ホームページをインターネット上で見られる環境にする為には「コーディング」と言う作業が必要であり、コーディングを行うのがプログラマーとなります。 コーダーとも呼ばれています。
Webアナリスト	アクセス解析を利用して、ホームページにアクセスしてきたデータを取得して、ホームページを改善して行くか考えて、より良いホームページを作る為の戦略を作り上げていく職種の方です。
インターネット広告運用者	インターネット広告を運用してホームページ上で「売上げ」「申し込み」「お問い合わせ」等の「コンバージョン」を上げる為のお仕事です。 「大手インターネット広告代理店」や「中小インターネット広告代理店」で広告運用者の作業領域に違いがあります。
Webマーケッター	Webマーケッターを説明するにはとても難しい職種ですが「Webアナリスト・インターネット広告運用者」のことをWebマーケッターと呼ぶこともあります。 また、テクニカルなスキルが必要な「SEOコンサルタント」と呼ばれる検索エンジンの順位を上げる職種がWebマーケッターに含まれることもあります。

「職種や業種」は複雑だから転職活動はエージェントを使うのがおすすめ

Web業界の転職でおすすめしたい転職エージェントを紹介

Web業界専門の転職エージェントを紹介

■面談拠点一覧

東京都(合計1拠点)

転職成功実績人数	非公開
求人案件数	非公開
運営会社	株式会社ホールハート(未上場企業)
会社設立	2008年
面談可能な時間	平日:10:00から19:00・土日祝日はお休み(面談は「対面」もしくは遠方の方はSkype等のテレビ会議面談))

■面談拠点一覧

東京県・神奈川県・愛知県・大阪府・福岡県・石川県(合計6拠点)

転職成功実績人数	40,000人以上
求人案件数	不明
運営会社	株式会社マスメディアン(未上場企業)
会社設立	2001年
面談可能な時間	平日:10:00～18:00・土日祝日はお休み(面談は「対面・電話・メール」で可能)

Web業界の転職でおすすめしたい大手転職エージェントの紹介

■面談拠点一覧

北海道・宮城県・栃木県・千葉県・東京都(2拠点)・神奈川県・埼玉県・静岡県・愛知県・大阪府・京都府・兵庫県・岡山県・広島県・福岡県(合計16拠点)

転職成功実績人数	約370,000人
求人案件数	200,000件以上
※Web業界求人案件数	公開求人案件:約18,400件＋非公開求人案件:約15,900件(大手転職エージェントの中で最も多い)
運営会社	株式会社リクルートホールディングス(上場企業)
会社設立	1963年(創業1960年)
面談可能な時間	平日・土日・祝日:日中から20時以降(面談は「対面・電話」どちらでも可能)

※Web業界求人案件数はリクルートエージェントのサービスサイトで調べた求人案件数です(2020年12月現在)

■面談拠点一覧

北海道・東京都（2拠点）・神奈川県・静岡県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・福岡県(合計10拠点)

転職成功実績人数	不明
求人案件数	不明
※Web業界求人案件数	約3,300件＋非公開求人案件:約2,600件
運営会社	株式会社 マイナビ(非上場企業)
会社設立	1973年
面談可能な時間	平日(夜間対応可)・土(9:30〜17:30)・(面談は「対面・電話」どちらでも可)・日祝は休み

※Web業界求人案件数はマイナビAGENTのサービスサイトで調べた求人案件数です(2020年12月現在)

■面談拠点一覧

北海道・宮城県・東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・大阪府・岡山県・広島県・福岡県(合計10拠点)

転職成功実績	不明
求人案件数	100,000件以上
※Web業界求人案件数	約6,900件＋非公開求人案件:非公開
運営会社	パーソルキャリア株式会社(上場企業)
会社設立	2010年(創業1989年)
面談可能な時間	平日9：00から20：30の間で面談開始・土曜日10：00から19：00の間で面談開始・日祝日は休み(面談は「対面・電話・メール」で可能)

※Web業界求人案件数はdodaのサービスサイトで調べた求人案件数です(2020年12月現在)

■面談拠点一覧

東京都・静岡県・愛知県・大阪府・広島県・福岡県(合計6拠点)

転職成功実績	約250,000人
求人案件数	約50,000件（2015年12月現在）
※Web業界求人案件数	公開求人案件約1,000件＋非公開求人案件:非公開
運営会社	株式会社パソナ(上場企業)
会社設立	1989年
面談可能な時間	平日10：00から21:00の間で面談開始・土曜日10：00から18：00の間で面談開始・日祝日は休み(面談は「対面」)

※Web業界求人案件数はパソナキャリアのサービスサイトで調べた求人案件数です(2020年12月現在)

エンジニアやプログラマー専門の転職エージェントを紹介

■面談拠点一覧

東京都(合計1拠点)

転職成功実績人数	非公開
求人案件数	1,000社以上
運営会社	notari株式会社(未上場企業)
会社設立	2014年
面談可能な時間	会員登録後にエージェント側と日程調整(面談は原則「対面」だが時間の無い方はSkypeやお電話での面談も可)

Web業界の転職でおすすめしたい転職サイトを紹介

Web業界未経験者の方がWeb業界へ転職することは可能か？

Web業界未経験者の方でも転職が可能な理由

インターネットに慣れている人材は需要がある	Web業界は技術やサービスが日々進化しています。 その為、インターネットに対する免疫力が高く、新しい技術やサービスに適応力の高い「年齢層の若い方」の人材需要が高いです。 その為、Web業界未経験であっても20代～30代前半の若い方でインターネットに食わず嫌いな考えが無ければ、育てて戦力になる期待値を買われることが多いと思います。
若い業界だからこそ若い人材を育てたい	Web業界は他の業界に比べて社員の平均年齢が若いです。 その為、新しい人材を採る際には、若い方を欲しがる企業が多いかと思います。 若い人材を育てて「将来的には会社の重要なポストに付いてもらいたい」考えがある会社が多いと思います。 未経験者であっても、努力してWeb業界で成長したい人材を欲しがる企業は多いはずです！！
Web業界に染まっていない人材が欲しい	Web業界未経験者の方は良い意味で業界に染まっていない為、仕事に対して癖の無い業界未経験者の需要は高いかと思います。 Web業界の知人によく聞く話しで、私個人でも思うことなのですが、Web業界経験者の方で転職してくる方の中には、プライドが高く扱い辛い方をちらほら見かけます・・・ 若い業界だからなのか、面倒な人間を抱えて悩んでいた社長さんや上司の方結構見てきましたし、私も悩んだ経験がありました・・・

専門知識や技術力が必要な職種はWeb業界未経験者の方には転職は難しい

Webディレクター・Webデザイナー	「ホームページを作る」「ホームページを作る過程」や「ホームページへの有効な集客方法」で必要となるWeb業界の専門知識や経験や技術が当初から必要になることが多い職種
エンジニア・プログラマー	ホームページのシステムを構築する技術的な経験がはじめから必要な職種

現場経験が仕事に「直接繋がる職種」はWeb業界未経験者の方でも転職可能

Web業界未経験者の転職で成功する為に大切なこと

Web業界経験者が転職を成功させる為に必要な事とは？

Web業界は人間性を重視して採用を考える企業が多い

Web業界でのキャリアが順調でない経験者による転職活動術

Web業界経験者の転職活動まとめ

Web業界の疑問をQ&A形式で紹介

Web業界の平均年収はどの位になるか？

大よその感覚ですがWeb業界未経験者・1～3年以内の経験者の方・ネガティブな原因で転職活動をしている方で「年収300万円～400万円」が平均年収になるかと思います。

Web業界在籍3年目以上の経験者で、ポジティブな形で転職活動をしている方ならば「現職の年収＋50万円前後アップ」が妥当かと思います。

さらに、転職先の企業から求められた人材の方であれば「現職の年収＋100万円以上アップ」まで上がる可能性も十分にあるかと思います。

会社によりますが、営業職やプランナー職の様な売上げを持ってくる職種の場合、プラスでインセンティブも付くこともあります。

中小のWeb会社であれば社員数が少なく、営業やプランナーの方個人へ与えるインセンティブの比率が高い企業もある為、インセンティブ混みで年収800万～1,000万円以上貰える可能性も高いです。

また、年収500万円～1,000万円以上のミドルクラス～ハイクラスの方がポジティブな理由で転職活動をするならば、大手の会社であっても現職の年収＋1.5倍以上の年収アップも十分にある様に感じます。

Web業界のミドルクラス～ハイクラス求人案件は、転職エージェントであれば数多く扱っています。

給料関係に関しては、転職エージェントとの面談で希望の年収についてのお話しをすることがあります。その為、アドバイザーの方へ希望年収を伝えれば求職者の方が希望する年収の求人案件をご紹介してくれるかと思います。

ただし、ご自身の「スキルやキャリア」より大幅な年収を希望しても、希望通りの求人案件は出てきません・・・

その為、給与についてお悩みな方は、現職(前職)の給与と今のスキルやキャリアと比較して、ご自身の今に合った給与をアドバイザーの方へ算出して頂くことをおすすめします。

Web業界の社風はどんな感じでしょうか？

Web業界は若い会社が故に「ノリがチャラそう」「ノリが若そう」「体育会系の雰囲気でテンション高そう」「飲み会が多そう」なんてイケイケなイメージを持つ方が多いかと思います・・・

上記イメージ通りの会社があるのは確かですが、正直会社によって違うとしか言えないのが本音です・・・

ただ、Web会社は全体的に若い方が多い為、営業やWebディレクターをはじめ、外の会社との付き合いが多い職種の方は「エネルギッシュな方が多い」「仕事に対してイケイケな方」が多いかと思います。

反対に社内で働くことの多いデザイナーやエンジニアをはじめとした、社内で働くことがメインの職種の方は「カジュアルな服装で雰囲気の緩い感じの方」「落ち着いている方」が多いかと思います。

個人的には売上げが好調で、「100名前後の中規模Web会社や50名以下の小規模Web会社」は月一で社員全員を集めて飲み会をしている会社が多いイメージがあります。

普段絡む事のあまり無い方と話してみると、意外な一面が見えたりすることもあります（笑）

一方、「数百人・1,000人以上」の大手Web会社は部署内で仲が良かったり、部署内で仲の良い人同士で飲みに行くなんてイメージがあります。あくまでも個人的な経験から感じたことです。

細かい人間関係は実際その会社にいないと分からないですし、社内の人間関係は色々あるでしょうが、社員同士仲の良いイメージがあります。あまりネガティブなイメージを持たなくても良いかと思います。

Web業界は社内制度がしっかりと整っていますか？

Web業界は他業界に比べて若い業界の為、会社の社内制度がしっかりしているのか心配している方もいるかと思いますが、各Web会社によって違いがあります・・・

大手の会社は「人事部・総務部・経理部」が管理している為、社内体制が整っているかと思います。

一方、中小の会社は社内体制が整っていない会社もあります・・・10人以下のWeb会社の中には稀にですが社会保険を適応していない会社もある位です・・・

また、以前大手企業にいた方が中小のWeb会社へ転職した結果、見積書や請求書の管理がずさんだったり、会社の連絡ルールが統一されていないで驚いたと言う話しを聞きました・・・

決して中小のWeb会社全ての社内体制が整っていないと言う訳ではありませんが、会社の売上げを上げることが最優先になっている為、社内体制が後回しになり整っていない企業があるのも事実です・・・

Web業界は残業が多いのか？

Web業界と言えば残業が多くて「遅くまで仕事をしなければいけないのではないか？」とイメージする方もいるかと思います・・・

Web業界は「毎日終電前まで仕事して当たり前」な風潮がありましたが、最近は「ブラック企業とネットで噂が広がること」や「大手Web会社の場合は労基の関係上」遅くまで残業させない様にしているWeb会社が増えているかと思います。

ただ、今でも遅くまで仕事をするWeb会社や部署はあるかと思いますが、どこの会社や部署が残業が多いかは実際に働いてみなければ分かりません・・・

ベンチャー企業特有の「ベンチャーマインド」として「仕事を遅くまでするのが正しい」「遅くまで仕事して結果を出せば給与としての対価を与える」と言った考えを持つ会社もあります。(結果出せば給与上げると言っても口だけのWeb会社もありますが・・・)

その為、転職活動時には面接時や転職エージェントに「残業はどの位あるのか？」を聞いてみても良いかと思います。

また、普段は残業が少ない企業でも繁忙期は遅くまで仕事をしなければいけない日も出て来ることはあります。

それは、どんな業界も忙しい時は遅くまで仕事をしなければいけないことはあるでしょうし、その点はWeb業界もその他の業界も原則変わりは無いかと思います。

Web業界は将来性のある業界か？

世の中のメディアや媒体の中でも影響力が高いWeb業界は、将来性が大いにある業界だと思います。

ただ「作為的な操作をしてヤラセで盛り上げるSNSマーケティング」や「嘘の情報を発信して注目を集める」「流行りのWebサービスを使ってWebユーザーを欺く」と言ったWebをネガティブに利用してお金儲けをするWeb会社があるのも事実です・・・

そんな会社で働いてしまうと、Web業界に将来性を感じる事が出来ないかと思います。

一方、Webを使って「ユーザーに役立つ情報を届けるサービスを追求しているWeb会社」で働ける方は、将来性のある業界であると見て良いかと思います。

個人的には「Web制作会社」「デジタルマーケティング会社」「SEO会社」「Webマーケティング会社」の中でも、「クライアント」や「インターネットユーザー」のことを想ってサービスを展開している会社は将来性のある職種であるかと思います。

転職活動時に転職エージェントをご利用するのならば、アドバイザーに「インターネットをご利用している方に価値を与えている会社で仕事をしたい」とお伝えしてみる事をおすすめします。