仕事で炎上してしまった失敗やトラブルの対処方法は「現代社会の考えや文化」に適応するべきでは無いか?

仕事上での失敗・トラブル・炎上に対するトラブル対処方法について

2019.05.23


ここ最近「企業が炎上した」「有名人が炎上した」と言ったお仕事関連での失敗やトラブルが増えてきたと思うことがあります・・・

そんな中で仕事の失敗やトラブルを対処する方法によってさらに炎上してしまい、最悪「お店が閉店」「企業の株価が大幅に下がってしまう」「メディアへの露出が激減する」などの取り返しが付かないことが起きてしまう恐れもあります・・・

仕事の炎上について大手企業の場合は、炎上を終焉する為に動く危機管理コンサルタントやPRコンサルタントの方が動いて火消しを行うこともある様です

ただ、現代の社会では、炎上してしまったらさらに炎上してしまった火が大きくなってしまうことが多いのではないかと感じることもあります・・・

なぜ炎上の火消しが出来ないことが多いのかと思うのが、火消しが今と昔では変わってきているからと言うのが大きな理由であるかと思います。

そこで今回は、仕事で「炎上してしまった場合」や炎上とまではいかなくても「トラブルや失敗が起きてしまった場合」の対処方法について書いていきたいと思います。

仕事の「失敗・トラブル・炎上」をごまかすことがさらに出来なくなってきている?


仕事での「失敗・トラブル・炎上」の対処方法について言えることが、その場しのぎでごまかすことは出来るかもしれませんが、いつまでもごまかし続けることが出来ることが昔よりも難しくになってきているかと思います。


なぜ「失敗・トラブル・炎上」をごまかし続けることが難しくなってきているのか?理由は「時代の進化」がごまかし続けることを邪魔してくるからです。

時代の進化とは何か?情報社会の発達のことです。

「IT」化が仕事を「見える化」させている

「情報社会の発達とは何か?」と言うとIT社会のことです。ITの普及が無い時代までなら、仕事の失敗やトラブルに関して証拠が無ければ失敗やトラブルをごまかすことが出来る機会が多かったと思います・・・


ただ、ITが普及してきた現在、インターネットが一般化してきて、仕事がインターネットを中心に動いていく社会になりました。


その結果、「仕事の情報を取得すること」や「コミュニケーションの取り方」などタスク内容のデータが蓄積されてくることで、各々の仕事の状況が明確的に分かる時代です。


その為、仕事の失敗やトラブルがIT化したことで仕事内容がデータとして形に残っている為、仕事での失敗やトラブルが起きた原因が目に見えやすい状況にあります。


このIT化した状態のお蔭で仕事の失敗やミスをごまかそうと思っても証拠が残りやすい環境が現代社会なのです。

失敗やミスをごまかすことが出来ない環境が出来上がったのは、IT社会になってプラスになっているのではないかと思います。


仕事の失敗やミスはごまかして得になることはありませんから!!


ただ、失敗やミスと同類に入る「炎上」に関しては、IT社会との向き合い方が上手くいっていないことが多く見られます。

 

インターネットの普及により炎上と言う言葉が一般化した

仕事がIT化してきたことで仕事をごまかすことが難しくなった現象があります。


「炎上」です。この炎上こそ仕事のトラブル上真摯に対処しなければいけないのにも関わらず、誠意ある行動をせずさらに炎上をしてしまうことが多々あります。


インターネットが無かった時代は、テレビ・雑誌・新聞等でトラブルが取り上げられることから世の中から批判されることもありましたが、IT化が進んできたことからインターネット上で「証拠に残る物事」や「外部に漏らしたくない情報」が取り沙汰されてしまう時代です。


そもそも炎上してしまう行為自体、炎上してしまった企業に非があることがほとんどですが、炎上してしまったことを「ごまかそうとする」「隠し通そうとする」「さり気なく自分達には非が無いと訴えようとする」ことが、炎上をさらに大きくしてしまっている行為なのです!!


インターネットは仕事環境をより良くする為には便利なツールですが、インターネットによる大きな落とし穴もあることから仕事上での「炎上」が起こってしまうのです・・・

 

会社の偉い方々へ!IT社会を受け入れて「炎上」と向き合うべきだと思います

今現在炎上がここまで起こる原因として、会社を動かしているポストの高い「偉い方々」がIT社会と見つめ合わないことが原因ではないかと思います・・・


IT社会でない時代だったら「だんまりを決め込むこと」で喉元過ぎれば熱さを忘れると言った形でなあなあにしようとするのが正解だったのかもしれません。


ただ、IT社会が主流になり嘘を付いていた物事が明るみになったり、都合の良い部分だけ謝って表面上で謝罪しようとしたら、インターネットを見ている方々の怒りをさらに買うことになります・・・

これらのことを理解しないでごまかそうとする考えは、会社の主軸にいる上層部の方々がIT社会の本当の怖さを分かっていないからだと思います。


全ての会社とは言いませんが、企業の上層部にいる大半の方はIT時代以前に現場にいた方が大半なのかもしれません。

その為、仕事の現場にいない経営側にいることから、現場の不祥事に対してインターネットから起こる炎上に対しての意識が薄いと感じます・・・

現代社会はインターネットが主流になっているからこそ、IT化している現場と向き合うことを大切にするべきだと今のIT社会で大切なことだと思います。

仕事の「失敗・トラブル・炎上」は誠意を持って対処するのを忘れない


これまで、仕事に対する「失敗・トラブル・炎上」の内容を説明してきましたが、対処する方法はどうすれば良いのか?

当たり前過ぎること言わせて頂きますが「誠意を持って謝ること」が大切です!!


そんなこと分かり切っていることであっても、いざ自分が謝る立場に立つと、失敗・ミス・炎上からどうにか逃れようとする気持ちが強くなってしまうことが多いかもしれません・・・


ただ、逃れようとすると、現代社会のIT化した現在、「SNS、メール、クラウド上での仕事管理ツール等」から言い逃れしようとしても逃げられない証拠が見つかってしまい、さらに「失敗・トラブル・炎上」を大きくしてしまうことも大いにあります・・・


「20代の若い方達は自分の失敗を認めるのが悔しい」「30代の中堅の方達は仕事に対する自信から謝りたくないプライドがある」「40代以上のベテランの方達は今までの仕事に対する信念がある」等の理由から、謝ることに抵抗感が出てきてしまう方も多いかと思います・・・


それぞれの年代によって、仕事に対する謝罪を拒みたい気持ちが出来上がってしまい、誠意のある誤りが出来ない方も多くいる様に感じます・・・


これ以上誠意を持って謝るべきと言ってもくどくなってしまいますからこれ以上言いませんが、誠意を持って謝ることは自分からすれば「人間としての器量を大きくする」大きな一歩になります。

その為、失敗・トラブル・炎上したことに対して誠心誠意な謝罪をすることを意識して頂ければと思います。自分の成長に繋がる鍵があるかもしれません!!