コミュニケーションを取る時は、自分の意見を主張することは当たり前ですが、意見を主張すると言うことは、コミュニケーションを取る相手がいることは分かりますよね。
コミュニケーションは1人で話すことではなく「対話する人間」がいます。
「そんな当たり前なことを言うなよ」と言う方が多数でしょうが待ってください。
対話する人間がいると言うことは、コミュニケーション時に相手から「共感や意見」をもらうことです。
その相手がいてこそコミュニケーションが成り立つと言うことを忘れてはいけません!!
今回は自己主張が激しく、相手と上手くコミュニケーションを取るのが苦手な方に読んで頂ければと思います。
自己主張は大切ですが持論を出し過ぎない様に注意
まずコミュニケーションを取る上で、自己主張をしなければコミュニケーションは成り立ちません。
その為、人と人が「話しをする時」「言葉を伝える時」には自分の意見を伝える場面が出てきます。
ここで、自分の意見を伝える「自己主張」する能力が無ければまともなコミュニケーションが出来ません・・・
そこで、自己主張することは大切であるのは大切なことですが、自分の主張を相手に押し付けてしまう「自分の意見を押し付けてしまう自己主張」は要注意です!!
確かに自分の意見を主張しないとコミュニケーションを取れませんが、自分の意見が絶対であるかの様にコミュニケーションを取ることで、相手が共感しなければコミュニケーションは成立しません・・・
コミュニケーションを取る上で共感出来ないこともあります。人間それぞれの意見がある為、コミュニケーションを取る中で相手と意見が対立することがあるのはしょうがないです。
ただ、意見が対立することで自分の意見を押し付けてコミュニケーションを取ろうとすることはNGです!!
意見の対立に対して自分の意見を反論として主張して相手に伝えることは良いですが、自分の意見を相手に無理矢理納得させる押し付けをしても相手が納得しなければ意味がありません。
あなたの意見を聞いている相手の存在を忘れずにすること
初めに書かせて頂きましたが、コミュニケーションは1人で話すことではなく「対話する人間」がいます。
自己主張を押し付けてしまう方は「対話する相手」と言う当たり前なことを見失っていることがあります・・・
コミュニケーションを取っている相手が「1人2人3人・・・」と何人居ようが相手の「意見や気持ち」を何も見ないで自己主張を伝え続けても、コミュニケーションを構築することは出来ません!!
あなたが「自己主張を押し付けてしまっている」と感じるコミュニケーションを取るのが苦手な方であれば、まずは自分の主張に対してその先に「相手の気持ち」「相手の意見」があることを忘れてはいけません!!
自分が主張した時に相手から反対意見が出てきたら「相手がどんなことを考えているのか?」「相手はなぜ自分の主張を反対したのか?」と自己主張を押し付ける前に考えてみることを心掛けて頂ければと思います。
自己主張を反対されてしまうとイライラした気持ち等で自己主張を押し付けてしまう感情が出て来る恐れもあるでしょうが、深呼吸して「相手の気持ち」を考えることを忘れずにしてみてはどうでしょうか?
反対された意見に対して「何故違うのか?」「どこが違うのか?」「相手の意見はどうなのか?」を冷静な感情で聞いてみるのが一番です。
あなたの主張は相手に届かなければ主張になりません
コミュニケーションは相手がいて成り立つことを説明してきましたが、自己主張が強くコミュニケーションを取るのが苦手な方へ伝えたいことは、あなたの主張が相手に伝わらなければ主張ではありません。
言い方が酷いかもしれませんが、独り言を言っているのと特に変わりがありません・・・
その為、コミュニケーションを取る時はあなた自身の主張を相手に届かせる必要があります。
自己主張を押し付けてしまう方が相手に主張を届ける方法とは何があるか?
・相手の不快になるしゃべり方をしない
・相手を不快にさせる言葉を言わない
・相手にレスポンスをもらう為に「疑問形」で会話を始める
・相手がコミュニケーションの中で何を言いたいかを考える
・相手に言いたいことを言ってもらう環境を作る
相手を気遣う行動を意識してコミュニケーションを取ってみるのがおすすめです。
「相手がいてこそのコミュニケーション」であることを忘れない様にすることが大切です。
そこで、相手の主張が反対意見だった場合は、相手に主張が届いているからこそ反対されたと捉えることが出来ます。
その為、相手に主張が届いているのは確かですが、コミュニケーションを取る為には、反対意見に対して自分の主張を押し付けてしまっては意味がありません。
そんな時には一息ついて「相手の気持ち」を考えて落ち着いて会話してみましょう。
繰り返しますが、「相手が居てこそコミュニケーションを取ることが出来る」のであり、相手の主張を聞かずに自分の意見を押し付けることは、コミュニケーションが取れていないことですので、要注意です!!
相手にレスポンスしてもらう気持ちを忘れずに
自己主張が強くてコミュニケーションを取るのが苦手な方には「相手がいてこそコミュニケーションを取ることが出来る」気持ちを忘れてはいけないと解説していきましたが、相手から「レスポンスしてもらえる環境作り」を大切にして頂ければと思います。
それが肯定的な意見であっても否定的な意見であってもです。
恋愛話しで「好きの反対は無関心」と言う意見がありますが、コミュニケーションに関してもレスポンスが貰えないと言うことは、あなたに無関心であることからレスポンスしてもらえないこと程辛いことはありません・・・
レスポンスを返さないとは、無視をするだけではなく、明らかに相手にされていない様な形の意見でしかレスポンスされないと言うことです。
自分だけ息巻いてコミュニケーションを取っているのに相手からのレスポンスが無関心なアンサーしか戻ってこなければ、ハッキリ言って虚しさしか残らないでしょう・・・
相手から否定的な意見が来ようがイラつく意見が来ようが、まずは相手が居てこそ成り立つコミュニケーションであることを忘れずに、自己主張を押し付け過ぎずに、冷静に相手の気持ちを受け止めてコミュニケーションを取って頂ければと思います。